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地面と思い…誤ってため池にはまった6歳ひ孫を助けようとした80歳男性が死亡 ひ孫は無事【岡山】
6月11日夜、80歳の男性が池にはまったひ孫を助けようとして溺れ、死亡した。
男性は池に飛び込んでから姿が見えなくなり、救助されることはできなかった。
事故の原因や女の子の状態についても警察が調査を行っている。
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6月11日夜、玉野市のため池で、誤って池にはまった6歳のひ孫を助けようとした80歳の男性が溺れ、死亡しました。
警察によりますと11日午後7時頃、玉野市八浜町波知で池にはまったひ孫の6歳の女の子を助けようと、近くに住む無職の藤原勝義さん(80)が池に飛び込み、そのまま姿が見えなくなりました。
近くで農作業をしていた女性からの通報を受け警察が駆け付けたところ女の子は自力で岸に上がっていましたが、藤原さんは水深1.5メートルほどの池の底に沈んでいる状態で見つかりました。
藤原さんは、岡山市内の病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。女の子は水を飲んでいましたがケガはありませんでした。
池は「前池」と呼ばれる農業用のため池で、女の子は、池の階段を下りて赤い藻が浮いている水面と地面を間違えて踏み込み、池にはまったなどと話しているということです。
警察は、詳しい事故の原因を調べるとともに出水期は水場に近づかないよう注意を呼び掛けています。