素早い対応で安全な救助ができる救助員養成へ 水泳指導者や消防士参加の講習会 大分

AI要約

大分市の海水浴場で救助員養成講習会が開かれた。

講習では、溺れた人を効率的に救助する方法や水難事故の防止知識が教えられた。

過去の水難事故を受けて、参加者は救助技術の向上に努めている。

素早い対応で安全な救助ができる救助員養成へ 水泳指導者や消防士参加の講習会 大分

水の事故が増える夏を前に、大分市の海水浴場で救助員を養成する講習会が開かれました。

この講習会は、海や川で溺れた人を救助する方法や、事故防止の知識を身に着けてもらおうと、日本赤十字社県支部が開催しました。

大分市の田ノ浦海水浴場で、10日、水泳のインストラクターや消防士などが参加して、要救助者の元へ素早く向かう方法や、溺れた人を安全に運ぶ手順を学びました。

警察庁によりますと、去年7月と8月に、県内では釣り客を含め、11件の水難事故が発生し、7人が亡くなっています。

(参加者)「自然相手なので、ちょっと深くなれば水温が変わったり、怖いところもあるなと感じました」「所属する消防本部にフィードバックして、広めていきたい」

この講習は11日も実施され、参加者はレスキューボードを使った救助方法について学びます。