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茨城県とモルドバ 人材交流を促進 知事と駐日大使一致
モルドバのドゥミトル・ソコラン駐日大使が茨城県庁を訪問し、ITやコンテンツ産業に関する人材交流や食材の輸出促進などの協力を確認した。
モルドバはワインとIT製品の輸出が盛んであり、現在難民受け入れの状況にある。
ソコラン大使と大井川知事は、ワインの商業化促進や企業間の関係発展を目指して協力する意向を示した。
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モルドバのドゥミトル・ソコラン駐日大使が10日、茨城県庁の大井川和彦知事を表敬訪問した。ITやコンテンツ産業に関わる人材交流や農産物の輸出入促進に向けて、県と同国の関係を深めていくことで一致した。
モルドバは古くからワイン生産が盛ん。近年はIT製品も輸出の主力品目となっている。隣国のウクライナがロシアの侵攻を受け、モルドバは現在、難民約12万人を受け入れている。
ソコラン大使は「日本へのワイン輸出も近年始まったが、商業化に向けては道半ば」とし、茨城県への輸出促進に努めたいと述べた。大井川知事はITやコンテンツ産業での茨城企業との関係発展を期待。「食材や文化を紹介する機会を協力してつくりたい」と述べた。