ラーメン店暴力団組長殺害事件 指定暴力団「絆會」幹部・金成行容疑者ら5人逮捕 押収の拳銃が殺害に使われた可能性

AI要約

神戸市のラーメン店の店主で暴力団組長が殺害された事件で、別の暴力団の幹部ら5人が逮捕された。

逮捕された幹部らは組織的な殺人の疑いがもたれており、殺害は組織の活動の一環だったとされている。

捜査により、実行役とされる金容疑者が拳銃を所持していたことが判明し、その拳銃が殺害に使用された可能性が浮上している。

ラーメン店暴力団組長殺害事件 指定暴力団「絆會」幹部・金成行容疑者ら5人逮捕 押収の拳銃が殺害に使われた可能性

 去年4月神戸市のラーメン店の店主で暴力団の組長が殺害された事件で、警察は別の暴力団の幹部ら5人を逮捕しました。

 組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人)の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団「絆會」幹部金成行容疑者(55)や「絆會」二代目志闘会会長前田貴光容疑者(53)らあわせて5人です。

 警察によりますと、5人は組織の活動として去年4月、神戸市長田区にあるラーメン店で、店主で六代目山口組系傘下組織の余嶋学組長(当時57)を拳銃で撃って殺害した疑いがもたれています。

 金容疑者は実行役とみられていて、捜査関係者によりますと、今年2月に別の事件で金容疑者が確保された際に自宅から押収された拳銃を鑑定したところ、余嶋組長殺害に使われた可能性があることがわかったということです。

 警察は5人の認否を明らかにしていません。