県が「誤データ」提供で双葉町の土砂災害ハザードマップに誤り、修正へ 福島
福島県と双葉町が誤ったデータ提供による土砂災害ハザードマップの誤りを発表
県と双葉町が原因を説明し、再発防止策を講じる
双葉町が正しい情報を提供するための措置を取る
福島県と双葉町は、県が誤ったデータを双葉町に提供したことが原因で、双葉町が公表した「土砂災害ハザードマップ」に誤りがあったと発表しました。
県と双葉町によりますと、今年3月18日に双葉町がホームページに掲載した土砂災害ハザードマップで、指定した土砂災害警戒区域16か所のうち10か所で誤りがあることが判明しました。
原因は、県が土砂災害警戒区域等のデータを双葉町へ提供する際、間違った区域の電子データを提供したことによるものだということです。このため、双葉町では5月29日に土砂災害ハザードマップのホームページへの掲載を取りやめました。
誤ったデータを提供したことについて、県相双建設事務所では、担当者が検討途中のデータを送ってしまったことが原因で、再発防止対策として、情報提供する際は、データをプリントアウトして確認するなどダブルチェックを徹底していきたいとしています。
県と双葉町では、「地域住民の皆様に大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」としています。
双葉町は7日、ホームページで正しい土砂災害警戒区域等が確認できるよう更新し、土砂災害ハザードマップについては、誤りを修正次第、住民に知らせるということです。