知人男性を海に投げ入れ死亡させた解体作業員の男2人 重過失致死罪に切り替へ起訴=静岡地検

AI要約

静岡県焼津市で起きた溺死事件について、2人の男性が知人を海に投げ入れることで死亡させた疑いで逮捕され、起訴された事件に関する報道が行われました。

男性2人は、被害者を服を着たままの状態で海に投げ込み、その結果溺死させる重過失致死の疑いがかけられています。

事件当時の状況や関係者の話によると、男性たちはSNSで知り合った友人たちとの集まりで誕生日を祝っていたが、被害者との間にトラブルはなかったとされています。

知人男性を海に投げ入れ死亡させた解体作業員の男2人 重過失致死罪に切り替へ起訴=静岡地検

静岡県焼津市で5月15日、知人男性を海に投げ入れ溺死させたとして傷害致死の疑いで逮捕された解体作業員の男2人について、静岡地方検察庁は6月5日、重過失致死の罪に切り替え、起訴しました

この事件は、5月15日、焼津市の岸壁で知人の男性(当時20)を、服を身に着たままの状態で海に投げ入れ溺死させたとして、焼津市に住むの解体作業員の男(20)と、藤枝市に住む解体作業員の男(21)が、傷害致死の疑いで逮捕・送検されていました。

静岡地検は、この2人について重過失致死の罪に切り替え、6月5日付で静岡地方裁判所に起訴しました。

起訴状などによりますと、2人は、15日午前0時19分頃、焼津市鰯ヶ島の岸壁で、服を着て靴を履いたままの男性の体を持ち上げ、海中に投げ入れ溺死させたとして重過失致死の罪に問われています。岸壁は、海面からの高さが約0.95メートル、水深約6.6メートルでした。

事件直前、起訴された2人を含む、SNSを通じて知り合った20歳前後の男女10人ほどが集まり、メンバーの誕生日を祝っていました。死亡した男性と2人の間にトラブルはなかったということです。