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沖縄都市モノレール 2023年度の当期純損失は約4200万円 乗客数はコロナ禍以前の水準に戻るも赤字
沖縄都市モノレールが2023年度に4年連続の赤字決算を発表
乗客数は前年度を上回り、営業収益も増加したものの、人件費や修繕費が増加し、純損失を計上
社長は黒字化と債務超過の圧縮を目指し、乗客数増加を見込んでいる
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沖縄都市モノレールが2023年度の決算を発表しました。
乗客数がコロナ禍以前の水準まで回復したものの人件費や修繕費などがかさみ、4年連続の赤字決算となっています。
沖縄都市モノレールによりますと、2023年度の乗客数は過去最多となった2019年度に次ぐ1日平均約5万4800人となり、営業収益は18.6%増えて43億900万円となりました。
しかし、新たな人員の確保による人件費の増加や老朽介した設備の修繕費などがかさんだことで、当期純損失は約4200万円で4年連続の赤字となり、債務超過額は15億3600万円となりました。
沖縄都市モノレールの渡慶次道俊社長は、「厳しい社会情勢はあるが、役員を含め全社員による経営努力を続け、1日も早い黒字化ならびに債務超過の圧縮に努める」とコメントしています。
2024年度は過去最多となる1日の平均乗客数5万7000人、年間2000万人超えを目標としていて、4月と5月はともに過去最多の乗客数となっているということです。