おおい町で14年ぶりに御田植式 福井のブランド米・いちほまれを植える 9月下旬に刈り取り、11月に新嘗祭に献上
AI要約
11月の宮中行事・新嘗祭に献上する米の御田植式がおおい町で14年ぶりに行われ、出席者はいちほまれを植えて豊作を願いました。
献上米を栽培する奉耕者は地元の農業組合から来た櫻井隆治さん76歳で、いちほまれの苗を植えました。
11月の新嘗祭に向けて、櫻井さんと関係者は収穫を楽しみに育てる決意を固めました。
11月の宮中行事・新嘗祭に献上する米の御田植式が2日、おおい町で14年ぶりに行われ、出席者はいちほまれを植えて豊作を願いました。
御田植式は、おおい町川上の広さ1アールの献穀田で行われ、農業関係者らおよそ50人が出席しました。
県内からの献穀は1892年に始まり、県内を5つのブロックに分け毎年持ち回りで行っていて、おおい町では14年ぶりです。
献上米を栽培する奉耕者は、地元の川上営農組合の櫻井隆治さん76歳で、櫻井さんらが水田に入って福井のブランド米・いちほまれの苗を植えていきました。
また、神事では関係者が玉串を奉納して今年の豊かな実りを願い、奉耕者の櫻井さんは「秋に向け、大切に育ててまいります」と決意を語りました。
いちほまれは9月下旬に刈取る予定で、1升およそ1.5キロを11月の新嘗祭に献上します。
なお、7月7日に若狭町鳥浜では、新嘗祭に献上する粟の播種式も行われます。
