踊り曳き山 威勢よく 阿知須十七夜祭 夜には花火大会も【山口】

AI要約

山口市阿知須地区で開催された阿知須浦まつり・十七夜祭について。踊り曳き山や花火大会などが行われ、地域の伝統行事が盛大に行われた。

今年は146年目の開催で、砂郷自治会が踊り曳き山を担当。地域住民や子どもたちが参加し、祭りが賑やかに行われた。

恵比須神社で本殿祭が行われ、花火大会で祭りが締めくくられる様子が描かれている。

踊り曳き山 威勢よく 阿知須十七夜祭 夜には花火大会も【山口】

 山口市阿知須地区の伝統行事「阿知須浦まつり・十七夜祭」が1日朝、阿知須商店街周辺で始まった。威勢のいい掛け声に合わせて、力強く綱を引く踊り曳(ひ)き山が地区内を練り歩いている。花火大会は午後7時半から阿知須漁港広場であり、3500発が夜空を彩る。同実行委員会(古谷彰正委員長)主催。

 今年で146年目を迎えた。地域の5地区が持ち回りで行う踊り曳き山は、今年は砂郷自治会(小川文男会長)が担当。午前8時半に砂郷公民館を出発。黄色い法被に身を包んだ住民ら120人が祭りばやしを奏でるしゃぎり手の子どもたちを乗せた山車を引き、地区内を回っている。

 砂郷地区踊り曳き山実行委員会の香川照雄委員長(74)は「協力して準備をし、この日を迎えることができた。地域に伝わる伝統的な祭りを無事に成功させたい」と話した。

 午後からは恵比須神社(中村)で本殿祭があり、みこしが漁港近くの東条公民館のお旅所まで運ぶ。花火大会で祭りを締めくくる。