「突然ビルになるウィリアムの罠」 海外小説“あるある”を解消する名案に「革命すぎませんか!?」の声

AI要約

ミステリー小説ファンのためのライフハックがツイッターで話題を集めている。投稿者が提案したしおりを使った方法により、海外作品や登場人物が多い作品でも混乱せずに楽しめるようになる。外国人の名前の愛称法則や読書中の困りごとに対する共感も多く、多くの読書愛好家から称賛の声が集まった。

このライフハックはミステリー小説以外にも応用できる可能性があり、相関図や名前リストを使った読書の効率化に役立つ。三国志やドストエフスキーの作品などでも有用であるとの意見も挙がっている。

しおりを使った方法は、登場人物の名前や関係性を整理するために有効な手段であり、読書体験を向上させるポテンシャルを秘めている。

「突然ビルになるウィリアムの罠」 海外小説“あるある”を解消する名案に「革命すぎませんか!?」の声

 ファンが多いミステリー小説。複雑に張りめぐらされた伏線に、思いがけないトリックや魅力的なキャラクターなど、読み始めると続きが気になります。ただ、登場人物が多かったり、海外作品でなじみのない名前だったりすると混乱してしまうことも。そんなモヤモヤを解決するライフハックがX(ツイッター)に投稿され、大きな反響を集めています。投稿者のan(@antmystery)さんに詳しいお話を伺いました。

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「月3、4冊海外ミステリー読むマンのライフハックです」

 そんなコメントとともに投稿されたのは、開いた文庫本に、びっしりと文字が記されたしおりが挟んである1枚の写真です。本は海外のミステリー小説で、しおりには登場人物の名前と簡単なプロフィールが書かれています。複雑なキャラクターがひとめでわかり、これがあれば読書中に「誰だっけ……」となるのを解消できそうです。

 本好きが思わずうなる、しおりを使ったライフハックには8.6万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「革命すぎませんか!?!? 参考にします」「天才 これで挫折せずに読めそう。真似します」「天才の発想。20年前の俺に教えてあげたい」「なるほど! 名案ですね、これは!」「登場人物が多い物語に必要なライフハックですね」といった称賛の声が寄せられています。

 また、外国人の名前は愛称の法則が複雑なことから、「突然ビルになるウィリアムの罠」「エリザベス→ベス(リズはちょっとツラい)はともかく アン→ナンシーは無理!」「わぁ! すごいライフハックですね! キャシーとキャリーが出てきて、こいつら誰だっけってめっちゃなってました」「本好きな方でも、カタカナの人の名前覚えられないんですね……安心しました……(ハリー・ポッターで挫折した人より)」と共感する声が多数。

 ほかにも「私は日本の作家さんでも登場人物がたくさん登場すると覚えられないタイプなので、相関図とか書いたりします」「大切……!! 昔、三国志を読んでいて、途中から人物や相関図がわからなくなり辞めてしまったけれど、この方法なら読めそう……!」「平家物語、ドストエフスキーの小説を読むにも使える」と、海外ミステリー以外でも使えそうという声も上がっています。