開脚やあぐらの時の股関節のつまり感が緩まるエクササイズ|座って曲げ伸ばしするだけ!

AI要約

股関節の動きの悪さやつまり感を感じる時、筋肉の硬さの原因や対処法を理解することが重要です。

筋肉が硬くなる理由や股関節のつまり感の原因を知り、適切なエクササイズで対処することが大切です。

特定のエクササイズを行うことで、股関節周りの筋肉を伸ばし、縮ませることができるため、日常生活に取り入れてみてください。

開脚やあぐらの時の股関節のつまり感が緩まるエクササイズ|座って曲げ伸ばしするだけ!

開脚の時やあぐらの姿勢で、股関節が詰まっているような動きの悪さを感じることはありませんか?そんな時は、筋肉のストレッチより、筋肉を縮ませるー伸ばすを行う方が効果的です。

■筋肉が硬くなる理由は?

筋肉は、動かさないと硬くなるという特徴があります。しかし、硬くなる=悪いということではなく、理由も複数あります。 例えば、①動かさないことにより血流等の身体の水分の流れが少なくなるため、なめらかに動きづらくなるというのが硬さの理由の場合は、動かすことですぐに筋肉の柔軟性を取り戻すことができます。別の例として、②ストレートネックで肩こりになるのが代表例ですが、前に垂れる頭の重みを引っ張り上げることに疲れ、肩の筋肉を硬くすることでその姿勢を保とうとする機能が働いたために硬くなってしまった、という場合は、どれだけ肩の筋肉をほぐしても、姿勢を正さない限りまたすぐに筋肉が硬くなってしまうでしょう。

この場合、筋肉が硬い=悪いというわけではなく、硬くなることで姿勢をなんとか保持してくれているというありがたい面もあります。硬い=悪い、であったり、硬い=ほぐせばなおる、ということではなく、硬さの原因を知り、必要な対処を行うことが大切です。

■股関節のつまり感の原因は?

股関節周りにつまり感のような感覚が生まれた場合の硬さは、①動かさないことにより硬くなった、という原因と、②姿勢保持のために硬くなった、の両方の原因が考えられますが、今回はその両方にアプローチできるエクササイズをご紹介します。筋肉が硬くなる=伸びなくなる、と思う方も多いかもしれませんが、実は縮む動きもやりづらくなるため、つまり感を感じたときは、伸ばすと縮ませるの両方を行うことでスムーズに筋肉を動かしやすくなります。

1)両脚を右側に流して横座りする

2)右脚を持ち上げ、膝を伸ばしながら左斜め前に伸ばす

3)膝を曲げながら右後ろに戻す(膝をつかずに5~10回繰り返す)

単純な動きですが、右側の股関節を内側にねじりながら股関節を伸ばす→外側にねじりながら股関節を曲げるという動きになっており、回旋の動きと屈曲ー進展の動きが組み合わせて行われています。 単純に曲げたり、伸ばしたりするよりも、多くの筋肉にアプローチできるのが特徴です。 股関節の横や、脚の付け根の筋肉が使われてる~!と感じればOK!日常では使わない角度で股関節を動かすため、最初はやりづらさを感じるかもしれませんが徐々に慣れてくるので無理のない回数から始めてみましょう。

ライター/伊藤香奈(股関節ヨガインストラクター)