【1日20分歩くだけで変わる】「1.5kmのウォーキング」の始め方<専門家が解説>

AI要約

フィットネスレベル向上のためには、1日1.5km歩く健康的な目標を設定し、体を動かす習慣を身につけることが重要。

運動を習慣化することで体力がつき、さらなるトレーニングの基礎を築ける。

1日1.5km歩くという目標は小さなステップだが、継続的に取り組むことで大きな変化をもたらす。

【1日20分歩くだけで変わる】「1.5kmのウォーキング」の始め方<専門家が解説>

フィットネスレベルを向上させたいときは、「1日1.5km歩く」というような健康的な目標を設定し、毎日少しでも体を動かすようにするといい。そうして養った体力は、さらに体を鍛えるための基礎にもなる。

1日1.5km歩くというのはスマートなベンチマーク。でも、認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストのトニー・ジェンティルコア氏によると、このような運動は継続的に取り組んでこそ健康のためになる。「1日1.5km歩くのは些細なことのように思えるかもしれませんが、それが1週間、1カ月、1年と積み重なっていくと、そこから大きな力とモチベーションが得られます」

そこで今回は、1日1.5kmのウォーキングを始めるにあたり心に留めておくべきことと具体的なHOW-TOを専門家が教えてくれた。

人は1人ひとり違うので、1日1.5km歩くのにかかる時間も人によって大きく違う。「1日1.5kmのウォーキングに必要な時間は、その人の歩くペースや地形、フィットネスレベルによって異なります」と説明するのは、ペロトンのインストラクターでモチベーショナルスピーカーのマルセル・ディンキンス氏。

でも、ディンキンス氏いわく適度なペースで1.5k歩くのには通常15~20分かかるそう。

NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)の認定トレーナー、アルフォンソ・モレッティ氏は、20分で1.5kmを目標にするよう勧めている。「これは1時間で4.5kmのペースです」

1日1.5kmのウォーキングには数々のメリットがある。特に次の3点は大きなモチベーションになるはず。

・心血管系の健康状態が改善される。ディンキンス氏によると、キビキビした足取りで歩くと心臓の鼓動が速くなるため、心血管系が鍛えられる。

・長寿につながる。「ウォーキングは全死因死亡率を低下させることが証明されています」とモレッティ氏。「実際、歩けば歩くほど、がん、関節炎、心疾患などの発症リスクが低くなります」

・メンタルヘルスの維持に役立つ。ディンキンス氏が言うように、ウォーキングなどの運動は頭をスッキリさせてくれる。