薪ストーブが焚けるのも美点! 軍隊御用達のモージュール構造テントが取り回し自由自在

AI要約

フィンランドのアウトドアブランド「サヴォッタ」の特徴や製品について紹介。

「サヴォッタ ハウ」シリーズのモジュール構造や耐久性、使い勝手のよさ。

テント内で薪ストーブを使用する際の機能や快適な居住性について。

薪ストーブが焚けるのも美点! 軍隊御用達のモージュール構造テントが取り回し自由自在

自然と人との共生をコンセプトに、アウトドアライフに関する様々な知識や情報を有する、アウトドアブランドの「UPI(ユーピーアイ)」。北欧や北米、アイルランドを中心に、20を超えるブランドを扱う輸入代理店で、そのひとつであるフィンランドの「サヴォッタ」は、主にバックパックやサウナテントを展開しているメーカーです。

サヴォッタは1995年創業で、フィンランド国防軍や警察、赤十字社などの装備品を当時から取り扱ってきた老舗。その優れた耐久性から高い信頼を得ており、強靭なギアを多数リリース。さまざまな環境下でも安心して使用でき、世界中のアウトドアユーザーからも高評価を得ています。

今回紹介するのは、特徴的なモジュール構造を備えたテント「サヴォッタ ハウ」シリーズと、「FDF10-JSP」です。モジュールにより構成されているので、分割して運搬や設置ができるのが大きな利点。

テントとして組み立てる際には、ドアピースとウォールピースとセンターポールを使用。その他、各ピースとセンターポールを組み合わせてシェルターとしても使用できます。

付属品だけでなく、木の幹をポール代わりにするなどフィールドの環境を活用して設営でき、ワイルドな仕様の設営も。使う環境や人数に応じて、変幻自在な展開ができるのが、「サヴォッタ ハウ」の大きな特性といえます。

使い勝手のよさとタフさに加え、居住性のよさも「サヴォッタ ハウ」のセールスポイント。夏場は開口部を大きく展開すれば、風通しが高まりテント内で涼しく過ごせます。入口の前には、焚火を設けて調理などを楽しめるスペースも十分確保できます。

さらに冬場は、テント内で薪ストーブを焚くこともできます。ヒンジ式カバー付のスチール製ストーブパイプ用ポートが付属しており、排煙や換気に十分な機能を発揮。寒冷地の北欧で生まれたテントならではの、ありがたい装備です。

生地はポリコットンで通気性がよいのに加え、外側には耐水性のコーティングが施されているので、防水性も問題なし。さらに生地のリヨセルは水分を含むと膨張して目が詰む特性があり、雨天時にも漏水の心配はありません。

加えてテント内で薪ストーブを使用すると、暖気が湿気を外に押し出すことにより、防水性がさらに高まります。

サイズは4人用の「サヴォッタ ハウ4」と8人用の「サヴォッタ ハウ8」のほか、10人用の「FDF10-JSP」は軍用や災害時の仮設拠点にも用いられる、大型のテント。

「サヴォッタ ハウ」シリーズはいずれも、北欧の厳しい環境下のもと、過酷な用途にも耐えてきた信頼性に基づく、頼れるラインナップです。