壊滅的に国語力がなさすぎる!「漫画も読めない小学生」と“国語嫌い”の代償
国語が苦手な子供がどのような影響を受けるかについて考察されている。
親がどのように対応すべきか悩んでいる状況が描かれている。
執筆者自身も国語が苦手だった経験を持ち、その影響について述べられている。
数年前……少し年上の友人と話していると、中学生の娘さんの勉強の話題になりました。
4教科の成績は悪くないのですが、国語だけどうも苦手。というか、嫌い。
彼女は、マンガも一切読みたくない。本なんて論外。
とにかく書物が嫌。動画やスマホは大好き。
一方で、英語は小学生の頃から英会話スクールに行っており、結構得意。英語の苦手意識はなし。
でも、どうしても国語が嫌だと。
友人は、いつも彼女にこう言ってるとのこと。
「本を読みなさい!」
でも言えば言うほど逆効果な気がし、娘の国語嫌いが加速しないか心配……。
うん。すごく分かる。
私は長男が生まれたころからずっと、読み聞かせをしてきました。
絵本も家に100冊以上ありますし、図書館にも頻繁に行きます。
でも、国語が嫌いで、本なんて嫌。
あの幼少期の私の努力を返してくれ……と言いたくなるくらい、全く読みません。
本や絵本が読みやすいよう、家具の配置にも工夫。
本棚を移動させ、手に取れるようにしていますが、全然興味を示しません。
保育園の年中・年長ごろからなんとな~く本から遠ざかる雰囲気を醸し出していました。
小学校に入ったら、どうにかなるか~と思っていました。
しかし、2年生の半ばを過ぎても本とは疎遠。
学校の宿題でどうしても読んだ本を記録しないといけない時は、どうやら、パラパラとしか読んでいない本を書いているっぽい。
う~ん。
でね、1回、聞いてみたんです。
息子に。
「本、あまり読まないね。マンガとかも興味はどう?」
すると、
「マンガも全然興味がない。面白そうとも思わない。文字読むのしんどい」
ですって!
このままいくと、本当に本・国語嫌いになってしまう。笑いごとでは済まされない。
国語嫌いになると何が待っているか……。
・活字慣れず、文章を読むのが苦痛になる
・理解する、解く、答えるが難しくなる
・文章表現が乏しくなる
・語彙の引き出しが少ない
・漢字が意味不明な文字に見え、覚えることが人一倍苦痛に
何を隠そう、私も筋金入りの国語嫌いでした。
え~!こんなエッセイ書いているのに?
ええ。自慢ではないですが、事実です。
正直、小学校で読んだ本って……
あったっけ(汗)。
中学の時に、
「あれ? やばい…自分の国語力」
と自覚した時には、どこから手を付けてよいか全く分かりませんでした。
中学は教科書の丸暗記でやり過ごし、高校は慌てて見よう見真似で通学時に沢山の本を読みました。
それでもやっぱりスコンと基礎的な部分が抜けており…
ちゃーんと、