ヴェイパラックス E41SB VS コールマン ワンマントルランタン!どちらも燃焼の儀式がたまらん

AI要約

コールマンのクラシックなキャンピングランタンについて紹介。

長く愛され続けるコールマンレッドの魅力と耐久性。

マントルの空焼きやポンピングなど、燃焼までの儀式の楽しさ。

ヴェイパラックス E41SB VS コールマン ワンマントルランタン!どちらも燃焼の儀式がたまらん

アウトドアギアのアイコン的存在になっている、クラシックなキャンピングランタンを比較しながらご紹介。まばゆく白い光か、はたまた心に染みる温かな光か…燃焼までの儀式も楽しみのひとつなのだ。

Gasoline

◆"真夜中の太陽"と称されたまばゆく白い光

コールマンの中型ボディー・ワンマントルモデルの現行バージョン。基本構造は’86年から続くモデル286Aを踏襲するが、定番のグリーンカラーに加え2022年にコールマンレッドが追加された。また火力調整ノブがダイヤル型に、ポンプキャップがメタルに、デカールが「286A」から「Coleman」になり、クラシックな雰囲気がより強まった。

¥19,580

問い合わせ先:コールマン カスタマーサービス

SPEC

●重量=1.4kg 

●明るさ=130W相当

●タンク容量=590㏄

●燃焼時間=7.5~15時間

◆コールマンレッドはアウトドアの象徴だ

数多いアウトドアギアの中でも、これほど長期間にわたって大定番を貫いている製品はないだろう。「赤ランタン」として有名なモデル200Aは1951年から33年間、その後継機種となるモデル286Aとなると’84 年から現在に至るまで、もう40年以上売られているのだ。

 

しかも頑丈で、故障知らず。僕は1963年製、’91 年製、’93 年製の3台のワンマントルをいまも現役で使っているが、消耗品の交換以外ほぼノーメンテナンスで使えている。工業製品としての完成度がとても高い。

 

写真は現行品のモデル286Aだ。一昨年から人気のコールマンレッドが追加され、それと同じタイミングで火力調整ダイヤルやポンプカバーも往時のデザインに戻り、とてもクラシックな雰囲気になった。まさに21世紀の赤ランタンだ。コイツがキャンプサイトにいるだけで「古きよき時代」感がグッと高まるのだ。

 

マントルの空焼きやポンピングなどLEDランタンに比べると手間はかかるが、強烈な明るさと存在感は特別だ。かつて「真夜中の太陽」と称された銘品は、この先もずっと僕らを照らしてくれるだろう。

・ここがスゴい!70年以上変わらない基本構造とデザイン

200A(1963年製)と現行品。こうして比べてみると質実剛健でシンプルな構造や愛らしいデザインは往時のままなのだ。

・マントルの空焼きはランタンの必須作業

マントル(化繊で編まれた網状発光体)には熱に反応して発光する薬品が塗ってあり、事前に燃やして灰化させることで光を拡散するようになる。

・ポンピング加圧は点火前の重要儀式

プランジャーポンプを操作して、タンクに内圧をかける作業をポンピングという。この圧力で燃料をジェネレーターに送り込み、気化させるのだ。