花王「ビオレUVアクアリッチ瞬間ミストUV」vsウエルシアPB「クールアイランドローション」使い心地とお得度を比較
残暑もまだまだきつい中、暑い時に便利なシュッとひと吹きのアイテムを比較。
花王の「ビオレUVアクアリッチ瞬感ミストUV」とウエルシアPBの「クールアイランドローション」を詳しく紹介。
使用方法や香り、価格などを比較して、それぞれの特徴を解説。
【買うならどっち？ 独自目線でジャッジ】
暑いときにシュッとひと吹き編
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残暑もまだまだきついですね。駅から職場まで10分程度、汗びっしょりで着替えることもできない。それからクーラーにあたるから風邪ひきそうですね。お風呂上がりの冷たい水の飲みすぎもよくないし……。そんな時にはシュッとひと吹き。体が冷える感じがします。
今回は花王のミストタイプの日焼け止め「ビオレUVアクアリッチ瞬感ミストUV」とコーヨー化成製造のウエルシアPB「クールアイランドローション」を取り上げます。
白い容器に300ミリリットルも入っているウエルシアPBを脚や腕に1回吹きかけると大量にシューッと出てきます。1回の吹きかけですぐに脚全体になじみ、十分な量です。メントールの香りがすぐにプーンとして冷えているような感覚があります。よく見てみると20センチ以上離してシューッとしてくださいといったことが書かれています。
ウエルシアPBより小さめですが、ビオレUVも基本は日焼け止めとはいえ、涼しさを感じます。こちらは10～15センチ離してスプレーしてくださいと書かれています。クールな香りの後に、やや甘い香りがします。
■出てくるところはどこ？
ただ、私の場合どちらも、腰をかがめて脚に向けてスプレーすると、出てくるところがどこなのかよく見えず、外れたところにスプレーしてしまいました。出口と出る方向がわかるように、そこだけ目立つ色になるとありがたい。特にビオレUVはわかりにくいです。
ウエルシアPBは、持つところを最後までぎゅっと押すのか、少しだけにするのかで、少ししか出なくなることもあります。外れてシュッシュッと何度もスプレーするともったいない。それに喉が痛くなるので出し方には注意しましょう。
それでも外出先ではありがたい。
最近は臭いが気になる人が増えているようですが、日本人は気にしすぎ。コロナ前は、満員電車には酔っぱらいが多くて酒臭かったのですが、今はだいぶ減っています。たばこ臭い人が隣の席に座ると席を立ってましたが、それも今は電子たばこの登場で減りました。とはいえ、中年になり自分の臭いも気になり始めました。
どっちがいいかって？ 持ち運びには小型でいい香りがしてSPF50でUV対策効果のある花王がいいですが、ガンガン使うにはしっかり冷やしてくれそうなウエルシアPBがいいです。値段はビオレが60ミリリットルで980円（ウエルシアで購入、税抜き）で、ウエルシアPBは398円とお得ですね。
（柏木理佳／生活経済ジャーナリスト）
