硬くなった体の前面をグーンと伸ばして寝つきをよくする【寝る前にやろう】ベッドの上で安眠ストレッチ

AI要約

寝つきの悪さにはさまざまな原因がありますが、デスクワークやスマートフォンの使用など、長時間の前かがみ姿勢による体の前面の硬さもその一つです。

体の前面の緊張が寝つきを妨げる原因で、硬くなった筋肉をほぐし、血流を促進させることが寝つきを良くするために必要です。

体の前面を効率よく伸ばす安眠ストレッチのやり方を紹介しました。

硬くなった体の前面をグーンと伸ばして寝つきをよくする【寝る前にやろう】ベッドの上で安眠ストレッチ

寝つきの悪さにはさまざまな原因がありますが、デスクワークやスマートフォンの使用など、長時間の前かがみ姿勢による体の前面の硬さもその一つです。寝る前にぴったりの、気になる部分を一度に伸ばして心身をリラックスさせるストレッチをご紹介します。

■体の前面の緊張が寝つきを妨げる原因に

デスクワークやスマートフォンの使用、猫背などの姿勢により、体の前面は縮こまり、筋肉が硬くなりがちです。 特に胸やお腹、股関節や前ももは、座りっぱなしや運動不足によって硬くなる傾向があります。体の前面が硬くなると血流も悪くなり、疲労がたまりやすく、結果として寝つきが悪くなることもあります。 体に緊張が残ったままでは十分にリラックスできずになかなか眠れなかったり、眠りが浅くなって、朝起きてもなんとなく疲れが残った経験はないでしょうか?

■寝つきを良くするために必要なこと

硬くなった筋肉をほぐし、血流を促進させることができれば、体の疲れが取れやすくなり、自然と眠りにつきやすくなります。 特に胸やお腹、前ももを大きく伸ばすことで、日中に溜まったストレスや緊張を解放することができるでしょう。胸を開くストレッチは呼吸を深くする効果もあり、これによって副交感神経が活性化されてリラックスが促され、安眠につながります。

ストレッチする箇所が多く感じるかもしれませんが、今回は一つのポーズで体の前面を効率よく伸ばし、体の緊張をほぐしながら、呼吸も深まりやすくなる方法をご紹介します。枕やクッションを使い、寝る直前にベッドの上で簡単に行えるのでおすすめです。  

■体の前面をグーンと伸ばす!安眠ストレッチ

 ※ 膝や腰に不安のある方は注意をしながら行ってください。

<やり方> 

① 重ねたクッション、枕などの前に両脚を伸ばして座り、右膝を曲げて右足をお尻に近づける

② 上半身を倒して枕の上に乗せ、両腕は胴体の横、または互いの手首を抱えて頭上に。 前もも、お腹、胸といった体の前面の伸びを感じながら、ゆっくりと呼吸を続ける。終わったら左脚を曲げて同じように行う 

③ できそうなら、両膝を曲げて(割座)上半身を倒す。

ライター/吉田加代子(ヨガ講師)