無印、廃校をリノベした宿泊施設「MUJI BASE OIKAWA」

AI要約

良品計画は、千葉県夷隅郡大多喜町にて、地域体験型宿泊施設「MUJI BASE OIKAWA」をオープン。宿泊料金は20,000円~。

MUJI BASEは地域活性化を目指す取り組みで、都市から離れた場所での滞在を提供。

MUJI BASE OIKAWAでは、宿泊施設のほかに無印良品ショップやコワーキングスペースを併設し、地域の魅力を再発見する場所となる。

良品計画は、千葉県夷隅郡大多喜町にて、廃校となった旧老川小学校をリノベーションした地域体験型宿泊施設「MUJI BASE OIKAWA」を10月1日にオープンする。宿泊料金は20,000円~。

MUJI BASEは良品計画が取り組んでいる、地域を活性化するための活動の一つ。ワーケーションなどの場所にとらわれないライフスタイルも受け入れられている中で、暮らしの拠点を広げ、都市から離れた場所で穏やかな日常を体験し、地域の魅力を再発見するための場所となることを目指している。これまで、「MUJI BASE KAMOGAWA」(千葉県鴨川市)、「MUJI BASE TESHIMA」(香川県小豆郡土庄町)をオープンしている。

MUJI BASE OIKAWAでは、宿泊施設2棟のほか、宿泊者と地域の人が利用できる無印良品のショップやコワーキングスペース、コインランドリー、ライブラリーなどを併設し、暮らすようにゆったりと滞在できるほか、地域の人と交流できる施設としている。コワーキングスペースは予約なしで利用可能。

ショップでは無印良品の商品ほか、地域ならではの商品も取り扱う予定。また、隣接した農場での収穫体験、MUJI BASE内での養蜂体験、味噌づくり、醤油づくりワークショップなども順次企画する。

宿泊棟では、元々教室だった空間を活用し2棟3室を客室にした。A棟は141m2、B棟は151m2。

A棟は一棟貸しで、合宿や研修なども含めて団体で利用しやすい部屋として提供する。B棟には各36m2のroom5とroom6、および79m2のキッチン・風呂・トイレといった共用部を設置。1室での利用も、貸切での利用もできる。

それぞれ貸切の場合は最大10名で利用可能。なお、room5/6の名称は、元5年生教室、元6年生教室であることに由来する。

共用部ではBBQレンタルスペースを利用して、バーベキューやピザづくりなどができる。2025年春から、農場での収穫体験とシェアファームを展開する。

空間演出は、インテリアブランドのIDÉEが担当。PLAYGROUND(遊び場)をテーマに、図工室で使われていた机やスツールをダイニングセットに、実験器具や調理道具、楽器をリメイクランプに、体育館にあったバスケットボールをアップサイクルアートに活用している。

MUJI BASE OIKAWAの住所は 千葉県夷隅郡大多喜町小田代524-1。敷地面積12,445.49m2、建物面積1,961m2。宿泊予約受付は9月12日から公式サイトおよびAirbnbで受け付けている。