山陰海岸ジオパーク再認定 ユネスコ、28年まで継続

AI要約

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、山陰海岸を再認定し、再認定期間は28年まで延長されることが決定した。

山陰海岸は10年に認定され、22年の審査で問題点が指摘されたが、条件付きで再認定された。

再認定にあたり、物品販売の内容の見直しが行われており、関係者との話し合いが進められている。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、貴重な地形や地質を備えた自然公園「世界ジオパーク」として、山陰海岸(京都、兵庫、鳥取)を再認定した。2022年の審査で課題を指摘し、2年間の条件付きで再認定していた。今回の再認定は28年まで継続する。日本ジオパーク委員会が11日発表した。

 山陰海岸は10年に認定。原則4年に1回審査を受ける。22年の審査で、民間の土産物店による物品販売の内容などが問題となった。

 山陰海岸ジオパーク推進協議会などによると、今年7月に審査員が現地を視察。販売内容の見直しに向けて店側と話し合っていることを協議会が説明したという。