濡れても快適な靴下「和紙ハイブリッドソックス」にデメリットはある?

AI要約

株式会社 東洋繊維のrootwatsocksは、和紙を使用した靴下を開発しており、水に濡れても快適に過ごせる靴下である。

和紙ハイブリッドソックスは美濃和紙糸を使用し、水には溶けないが中空層を形成して濡れ感を軽減する特殊な靴下である。

濡れても快適な履き心地やしっかりしたフィット感、パイル編みによるサポートなど、釣り人のニーズに合わせて設計された靴下である。

濡れても快適な靴下「和紙ハイブリッドソックス」にデメリットはある?

突然ですが、和紙を使った靴下があるのをご存知ですか?

和紙と聞いて「水に溶けないの?」と思った方も、もちろんいることでしょう。

もちろん、溶けません。株式会社 東洋繊維のrootwatsocks(ルートワットソックス)は、足元が濡れるような環境でも快適に過ごせる様にと開発された靴下のシリーズです。

今回は、そんなルートワットソックスの和紙の靴下、「和紙ハイブリッドソックス」を紹介します。

ルートワットソックスとは、国内トップクラスの靴下製造メーカーである東洋繊維が、快適に釣りができる様にと開発した靴下です。

工場の目の前には長良川が流れており、生活に密着した長良川でもっと快適に釣りを楽しんでほしいという思いからこの靴下を作ったそうです。

ルートワットソックスのシリーズには淡水用のFresh waterという種類と、海水用のSalt waterという種類があります。そのどちらにも、和紙やウールを使った靴下がラインナップされています。

それが、「和紙ハイブリッドソックス」です。

和紙と聞くと、「水に溶けそう」と思う人も多いのでないでしょうか。

しかし、和紙ハイブリッドソックスに使われている「美濃和紙」は洋紙のように水に溶けることは一切ありません。また、短い繊維を敷き詰めて並べる洋紙と違い、長い繊維を絡めて作り上げているので強度があります。

そんな、特殊な技術で撚糸(ねんし:糸をより合わせる)して作られた美濃和紙糸を使うことで、もちろん水には溶けず、さらに水に濡れても足とシューズの間に中空層ができ、濡れ感を軽減してくれる靴下が生まれたのです。

◆濡れても快適な履き心地

「和紙ハイブリッドソックス」の特徴は、なんといっても濡れた時の履き心地の良さです。

美濃和紙糸を使用し、コシのある耐久性の高いループ編みで作られた「和紙ハイブリッドソックス」は、水に濡れても足とシューズの間に中間層を形成して、濡れ感を軽減してくれます。

濡れないようにするのではなく、濡れても快適に歩けるようデザインされています。

◆しっかりしたフィット感

通気性、吸湿性、耐水性を持つ美濃和紙と、超撥水加工を施したポリエステルをハイブリッドブレンドした独自素材を使用。

履き心地は、しっかりとした生地で足全体を包み込んでとても安心感があります。

足底部はサポート編みより土踏まずがしっかりと引き締められ、長時間の渓流歩行でも足元をしっかりホールドします。

◆パイル編みによるサポート

「和紙ハイブリッドソックス」の裏側は、パイル編みがふんだんに採用されています。

まず、足裏のパイル編みにより、足底の保護と濡れ感を軽減してくれます。

さらに、スネ部分の裏側もパイル編みになっており、岩場などの歩行時にも足を保護するデザインになっています。

この細かいディテールは、釣り人のニーズをきちんと捉えている証拠です。