キッチンの食べ物を無駄なく腐らせない。「先入先出法」活用術

AI要約

「先入先出法(FIFO)」を台所の管理に取り入れることで、食品の賞味期限切れを避けることができます。

台所全体を「先入先出法」を原則として管理することで、効率的に食品を活用できます。

食品の容器を整理して整頓することも大切で、似たような形やサイズの容器を使うことで見やすくなります。

キッチンの食べ物を無駄なく腐らせない。「先入先出法」活用術

戸棚の奥や冷蔵庫の隅から、賞味期限切れの食品をよく発見するのは、台所が効率的に管理されていない証拠です。

しかし、うれしいことに、これは簡単に回避できます。これまで食料を管理していた方法は一旦脇に置いて、台所の整理術を徹底的に見直す時がきました。一番のおすすめな方法は「先入先出法(FIFO)」です。

「先入先出法(FIFO)」とは、「最初に買ったものを最初に使う(first in, first out)」という意味で、決算などにおける「先入先出法」と同様です。

おそらく誰もが「新しいのを開ける前に、開いてるものから食べなさい」と、母親に怒られた記憶があるのではないでしょうか。新しいものを使う前に、きちんと古いものを使い切るのです。

これを守るには、戸棚や冷蔵庫を開けた時に、最初に古いものが目に入るようにしなければなりません。だから、スーパーやコンビニでは古い在庫が棚の前の方にあったり、プロの台所にある食材はすべて賞味期限や生産日のラベルが見えるようになっているのです。

台所全体を「先入先出法」を原則として管理することになります。

つまり、「目に入らないものは使わない」ということです。これを頭の片隅に置きながら整理整頓すれば、どんなに非効率的で色々と詰め込まれた台所でも使いやすくなります。

また、「先入先出法」は今あるものを活用する方法なので、何も買わずにやることができます。

「先入先出法」の台所改革の詳細なやり方は人によって異なりますが、最終目的は同じです。台所にある食品を、できるだけわかりやすくアレンジすることです。それには4つの方法がありますが、まずは容器からはじめましょう。

食料庫を整理して、すべてが一目でわかるようにするには、様々なサイズの似たような形の容器に入れるのが簡単です。

不揃いのタッパーウェアを雑然と並べてもうまくいきません。食品の容器を分類し、セットのものを揃えて、単品のものは処分します。

次に、手持ちのもので隙間を埋めていきます。食品の入っていた容器の再利用は、特に特定のブランドが好きで、同じ容器をたくさん持っている場合などは最高です。