ペットブームで布団掃除機が再注目! 清潔・パワー・価格で選ぶならアクアのフラッグシップ(多賀一晃/生活家電.com)

AI要約

秋のアレルゲンとして手ごわいハウスダストについて解説。対策として布団掃除機の選び方や注意点を紹介。

布団掃除機選びのポイントは、ダニやダニ由来のハウスダストを効果的に除去できるかどうか。

安心の日本品質で作られたアクアの布団掃除機が推奨される理由と特徴について述べられている。

ペットブームで布団掃除機が再注目! 清潔・パワー・価格で選ぶならアクアのフラッグシップ(多賀一晃/生活家電.com)

【家電のことはオイラに聞いて!】#65

 残暑はまだまだ残りそうですが、ようやく秋。だけど秋がきらいという人もいるはず。アレルゲンがどっと出てくるからです。2大巨頭は、ブタクサ花粉とハウスダストですが、秋に手ごわいのはハウスダストです。特に問題はチリダニがまき散らしたもの。ダニそのものではなく、ダニの糞、脱皮カス、死骸のタンパク質が人体にアレルゲンとして作用します。ハウスダストとしてはチリダニのうちコナヒョウダニとヤケヒョウダニが主です。この2種を徹底的にやっつけなければなりません。

 そのためには、まず敵を知るべし。ダニのサイズは、0.1ミリくらい。肉眼でギリギリ見えるかどうかというレベルです。26度、湿度65%くらいで、よく繁殖するそうです。布団と絨毯に潜んで、ほとんどが夜に活動します。

 布団だと、枕や掛け布団の口元がお気に入り。人が、温度、湿度、食料を持ってきてくれるからです。ちなみに食料は、フケ、皮膚カスです。

 そんなチリダニに、簡単で有効な手段は、布団掃除機。ですが、モデル選びが結構大変。ダニやダニ由来のハウスダストは小さく軽いためです。

 どんな掃除機でも大丈夫と考える人もいるかもしれませんが、それは間違いです。

 布団掃除機が流行した時、猫も杓子も、さまざまな会社が開発・販売しました。あるモデルをテストしたところ、音がおかしい。赤チョークの粉を吸わせてみると、筐体の合わせ目が赤くなりました。漏れていたんです。考えられない話ですが、フィルター部から漏れるモデルもありました。

 ハウスダストのように細かいものを吸い取る場合、あってはならないことは、吸い込んだものを再度まき散らすことです。これは吸い込むもののサイズが小さくなるほど、コントロールが難しくなります。ですが、これがとても重要なのです。

 2つ目はできる限り、パワーのあるモデルであることです。できれば電気コードありを選択した方がベターです。

■掃除機はゆっくり動かして

 加えて言うと、掃除はゆっくり行わなければなりません。ハウスダストのダニの死骸、脱皮カスには無数のトゲがあります。吸い込む時に、このトゲが引っかかり、抵抗するからです。吸い取りきるまで掃除機はゆっくり動かしましょう。

 このような要件を踏まえ、安心の日本品質で作り上げられたのがアクアの布団掃除機です。アクアがブームの去った布団掃除機市場に目を付けたのには理由があります。ペットのリビング飼いが当たり前になったからです。毛が抜け、非衛生になりやすい。かつての流行時より、必要としている家庭が実は多いです。

 試してみましたが、ハウスダストを叩き出す「叩き」がかなり工夫されています。加え、フラッグシップモデルには、ダストセンサーも採用。価格もリーズナブルです。

 布団掃除機は「清掃」ではなく「清潔」のための健康家電なのです。

(多賀一晃/生活家電.com主宰)