「男性がいるから」「隠しなさい」会社の服装規定を守っているのに、ワンピースを着用して“上司に怒られた”と明かしたアメリカ人女性(25)の投稿が話題に

AI要約

アメリカ在住の若い女性が男性がいるからという理由で職場での服装を指摘される

服装規定の曖昧さにより、適切なオフィスファッションについて世界中で議論が続く

女性が体型や外見により服装を指摘され、SNS上で意見を求める事例が増えている

「男性がいるから」「隠しなさい」会社の服装規定を守っているのに、ワンピースを着用して“上司に怒られた”と明かしたアメリカ人女性(25)の投稿が話題に

職種によるものの、Tシャツやスニーカーなど自由度が増してきた昨今のオフィスファッション。先日、アメリカ在住のある女性が「男性がいるから」ということを理由に、職場で服装を指摘されたと告白し話題に。明確なルールがないこともあるため、適切なオフィスファッションについて世界中で議論され続けている。

上司から“あるワンピース”を着て出勤しないように指示されたという、リンゼイ・ニコールさん(25歳)。そのワンピースを着用した姿をXに投稿すると、すぐに話題となった。

※現在、リンゼイさんの投稿はXから削除されている。

『The Sun』誌によると、赤みがかったブラウンベースの花柄ワンピースで、丈は膝下、袖はキャップスリーブだったとのこと。「上司はオフィスに男性がいるんだから『隠しなさい』と言ったのです」と上司とのやりとりの詳細を明かし、以前オフィスは女性ばかりだったものの、現在は男性がいるためそのワンピースを着て出勤し続けることはできないと言われたとも付け加えている。

「2月に着始めてから週に1回はこのワンピースを着ていますが、これまで問題になったことは一度もありません。私の職場が服装規定はビジネスカジュアルです。これのどこがいけないのでしょうか?」

同投稿は削除されているものの、200万回以上の閲覧と数千のコメントが寄せられたという。『NEW YORK POST』によると、コメント欄には「性差別だ」「腹が立つ」といったリンゼイさんを擁護する声もあったが、胸の谷間が見えているため職場に着ていくにはふさわしくないと考える人もいたよう。また女性たちからは、胸の大きさを理由に不当に扱われているとのコメントもあったとのこと。

職場での服装についての議論は世界中でされており、リンゼイさんのように指摘された服装をSNSに投稿し意見を求める人も多い。

あるTikTokユーザーは、職場で不適切だと言われた服装を投稿。彼女は花柄の長袖のトップスに黒のパンツを着用しており、動画内には「職場で不適切な服装をして問題になった」とのテキストが入っている。そしてキャプションに「私のシャツは短すぎるから。みんなはどう思う?」とつづり、視聴者に対し意見を求めた。

『IN THE KNOW』によると、彼女の同僚が人事部に服装について報告したという。また驚くべきことに、彼女は両方のアイテムを何度も着用していたとのこと。「私の服装について人事に伝えるのに、なぜ1年もかかるのですか? 同じシャツを何度も何度も着ているのに」とコメントし、翌日には仕事を辞めたそう。

コメント欄には「ぴったりとフィットした服装は職場には不適切」「不適切ではないと思う」との両方の声が上がっているが、服装を指摘された理由は彼女の体型や外見によるものだという意見も届いている。

「正直なところ、もし彼女が “美しく”なかったら、誰も文句を言わないだろう。これはただのボディシェイミングだ」

「あなたが快適なら、まったく問題ないと思う。職場での『服装規定』に結びつける体型批判が多すぎるし、それってクールではない」

今回紹介した女性たちは、何度もその服を着ていたことから「不適切だ」と指摘されたことを疑問に思っているよう。職種や職場のルールによるものの、職場での服装についての議論はまだまだ続きそう。