長谷川あかりさんの「考えないお弁当」レシピ2つ。フライパン1つで楽ちん
管理栄養士の長谷川あかりさんが紹介するのっけ弁当のレシピ。チーズとパセリが香るご飯に、豚肉とミニトマトを組み合わせた一品や、マッシュルームと豚肉を使った料理など、簡単でおしゃれなレシピが人気。
材料や作り方を丁寧に説明し、誰でも簡単に作れることが魅力。フライパン1つで完成するため、洗い物も少なく、手軽に美味しいお弁当を作ることができる。
ミニトマトを蒸し煮にすることで傷みにくく、栄養と旨みをしっかり引き出した料理。豚トマト焼きや青ジソレンコンご飯など、さまざまなバリエーションで楽しめる。
簡単につくれて、見た目もおしゃれなやさしいレシピが注目を集めている、料理家・管理栄養士の長谷川あかりさん。毎日つくり続けやすい、のっけ弁当のレシピを2つ紹介してくれました。フライパン1つで完成するから楽ちんなのに、きちんと感が出て、盛りつけに頭を悩ませる必要なし!
チーズとパセリが香るご飯に、ミニトマトをからめた豚肉が相性抜群! マッシュルームはゆでるだけだから、お湯を捨てればフライパンを洗わずにおかずの調理に使えます。生食しがちなミニトマトは蒸し煮にすることで傷みにくく、栄養とうまみを生かした一品に。
【材料(1人分)】
・マッシュルーム 大6個(70g)
・A[ご飯150g バター3g 粉チーズ小さじ1/2 塩小さじ1/4 ドライパセリ4ふり]
(1) 深めのフライパンに湯を沸かしておく。マッシュルームは軸の根元のかたい部分を除き、3~4mm厚さの薄切りにする。ボウルにAをすべて入れてまぜ合わせる。
(2) マッシュルームを(1)のフライパンに入れてサッとゆで、ザルに上げてペーパータオルで押さえて水気をふき取る。(1)のボウルに加えてよくまぜ合わせる。
(3) 粗熱が取れたら、弁当箱に詰める。
【材料(1人分)】
・豚こま切れ肉 100g
・片栗粉 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
・ミニトマト 4個
・A[料理酒大さじ1 しょうゆ小さじ1 みりん小さじ1 水大さじ1]
・粉チーズ 適量
・ドライパセリ 適量
(1) 豚肉に片栗粉をまぶす。ミニトマトは半分に切る。
(2) マッシュルームをゆでたフライパンの湯を捨て、オリーブオイルを入れて中火にかけ、豚肉を焼く。肉の色が変わったらミニトマトとAをすべて加えてフタをし、弱めの中火で2分ほど蒸す。
(3) フタを取り、ミニトマトを潰しながらとろみがつくまで煮詰める。
(4) 粗熱が取れたら、弁当箱に詰めたごはんの上にのせ、粉チーズとドライパセリをかける。
【ポイント】
ご飯がべたつかないように、ゆでたマッシュルームの水分はしっかりと取りましょう。
<豚トマト焼き>はオリーブオイルをゴマ油にして、仕上げに粉山椒をふると和風になるので、次ページで紹介をする<青ジソレンコンご飯>にのせてもよく合います。