下馬の『kaya select』で見つけた4枚のアメリカンキルト。
幾何学模様を組み合わせたポップなアメリカンキルトが注目されている。
『kaya select』で見つかる4枚のキルトにはそれぞれ面白い柄と名前が付けられている。
ユーズド品であるため、在庫がない場合もあるので要チェックだ。
敷物といえば民族ものにばかり目がいっていたけれど、俄然気になっているのが幾何学模様を組み合わせたポップなアメリカンキルト。この夏、下馬にオープンしたばかりの『kaya select』でこんな4枚を見つけた。柄ごとに名前があるのも面白い。
「Saw Tooth(のこぎりの歯)」という柄の名前がぴったりな、1866年に作られた一枚。水玉のように見える模様は実は花柄だったりと遊び心も。
1800年代中~後期の「Goose in the Pond(池の中のガチョウ)」柄。
手縫いだと思えないほど精密&グッドカラーリングな1900年頃の「Sun rise(日の出)」柄。
子供たちのために考案された、日除け帽子をモチーフにしたアップリケパターンの「サンボンネット・スー」が用いられた一枚。
※この企画で紹介しているものはすべてユーズド品です。一点ものにつき、すでに在庫がない場合があります。
photo: Ryohei Ambo(model), Yoshio Kato(still), styling: Kazuro Sanbon, text: Fuya Uto, edit: Koji Toyoda(2024年9月 929号初出)