耳が4つある子猫が保護される…珍しい遺伝子変異「まるで羽のよう!」

AI要約

テネシー州ナッシュビルの動物保護団体が4つの耳を持つ子猫を保護。

耳の異常は珍しい遺伝子変異によるもので、健康に問題はない。

保護団体は里親を募集する予定で、SNSでの注目により寄付が増加。

耳が4つある子猫が保護される…珍しい遺伝子変異「まるで羽のよう!」

米テネシー州ナッシュビルの動物保護団体トゥルー・レスキューが7月30日、4つの耳を持つ子猫を保護した。

「非常に珍しいことが起きたので、ぜひ耳を貸して!」と、同団体はFacebookでユーモアたっぷりに白とオレンジの毛並みの子猫を紹介した。2つの耳の内側に、さらに小さい耳が2つある。イエローとグリーンが混ざった瞳、ピンクの鼻もなんともキュートだ。

団体の投稿によると、オーディオは生後2カ月ほどで、体重は約1キロ。3匹のきょうだいと一緒に、施設へ運ばれた。

「オーディオはとても甘えん坊で、もう箱に閉じこめられないことをとても喜んでいます」と、スタッフはFOXニュースに語った。

団体によると、二重になっているように見えるオーディオの耳は「珍しい遺伝子変異」によるもの。内耳に異常はないという。

2年前同団体がトルコから保護した猫にも、同じように耳が4つあったと書いた。

Instagramで34万人超のフォロワーを抱えるロシアンブルーのミダスも、オーディオと似た羽のような耳を持っている。ミダスの耳も正常に機能しているという。

地元テレビ局WKRNによると、トゥルー・レスキューは米南部最大級の保護団体。この時期は野良猫の出産ラッシュで、毎月150から200件の里親を募集しなければならないという。

加えて周辺地域では豪雨のため洪水の被害があったが、オーディオがSNSで注目されたおかげで、団体に寄付が集まっているという。

団体のFacebookには「なんて愛らしいの」「引き取りができるようになったら教えて!」などコメントが多数寄せられている。獣医による健康チェックなどを数週間かけて行い、その後団体はオーディオの里親を募集する予定だ。