東MAXが語る、50代になってからの大学生活「講義はいつも一番前。30歳年下の同級生と楽しく」

AI要約

東貴博さんは、芸能活動や子育てに加えて、2021年に大学に入学し、3年間で卒業するまで必要な単位を全て取得し、自主中退したことが話題となった。

大学進学を決めた理由や勉強時間を確保するための状況、志願した動機などについて語っている。

東貴博さんは、大学に行くなら今しかないと考え、受験に挑戦。合格後は通うかどうか迷ったが、とりあえず挑戦してみることにした。

東MAXが語る、50代になってからの大学生活「講義はいつも一番前。30歳年下の同級生と楽しく」

 タレントの安めぐみさんとの間に、9歳の長女と2024年に生まれたばかりの次女を育てる東貴博さん。東さんは、仕事、育児に加え、2021年に駒澤大学法学部政治学科に入学。24年3月までの3年間で、必要単位を全て取得し、自主中退したことで話題を呼びました。仕事に子育てに「学び直し」にと奮闘する東さん。そのバイタリティーの源とは? ※前編<東MAXが語る、9歳長女の子育て「朝ごはんもリクエストに合わせて作っています」>から続く

■一か八かで大学入試に挑戦。「学ぶなら今しかない」

――2024年春、駒澤大学法学部での学びを終えられたとのこと。芸能界で活躍され、とてもお忙しい中、大学進学を決めた理由は?

 昔から、大学にはいつか行ってみたいという気持ちはあったんです。でも、18歳の時は受験に失敗して、さらに父親(故・東八郎氏)が亡くなってしまったこともあり、大学に行ってる場合じゃなくなったんですよね。

 そこからはもう仕事だけに突き進んで、おかげさまで順調にやってこられて。ずっと大学のことなんて、忘れていたんです。でも、師匠である欽ちゃん(萩本欽一氏)が、古希を過ぎてから大学に入学したと聞いて、「すごいな!」って。やっぱり楽しそうだなぁと思ったんですよね。自分も挑戦してみたいと思うようになったんです。

――でも、よく勉強する時間が取れましたね。

 幸か不幸か、当時、コロナ禍で、仕事にも少し空きができたんですよ。大人の学び直しで「リスキリング」も話題になってたでしょう。僕は、学び直したいんじゃなくて、元々、学んでないんですけど(笑)、「大学に行くなら今しかない」と思って。

 受かるとも思ってなかったけど、まずは半年くらい勉強してみて挑戦することにしました。社会人入試は苦手な英語もないですしね。ちょうど長女も小学校受験をする時だったので、「パパも一緒に勉強するわ」と伝えて頑張りました。そうしたら、なんと合格をいただいたんです。通うかどうかも迷いましたが、とりあえず行ってみようと。