「スーパーの店舗ごと持って帰りたい」 日本への一時帰国で感じた“あるある” 台湾暮らしの日本人女性が描いた漫画に共感の声

AI要約

海外で長く暮らしていると、日本が恋しくなることもあるでしょう。

一時帰国した際に、日本での日常に感激することも。

日本人女性が描いた「細かすぎて伝わらない“あるある”」漫画が話題となっており、一時帰国中の感動が描かれています。

一時帰国から台湾へ戻るときの切ない気持ちも含めて、日本での驚きや感動が描かれています。

「スーパーの店舗ごと持って帰りたい」 日本への一時帰国で感じた“あるある” 台湾暮らしの日本人女性が描いた漫画に共感の声

 海外で長く暮らしていると、日本が恋しくなることもあるでしょう。一時帰国した際に、日本での日常に感激することも。X(ツイッター)では、日本人女性が描いた「細かすぎて伝わらない“あるある”」漫画が話題に。一時帰国中、日本の良さを改めて実感する様子に、共感の声が上がっています。作者の樋口みみ(@mimiwamama1)さんに詳しいお話を伺いました。

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 樋口さんは、台湾で暮らし始めて12年になります。アメリカ留学中に出会った台湾人のルイスさんと結婚し、現在では3人の子どもを育てるママです。そんな台湾での生活を描いた漫画を、自身のインスタグラムアカウント(mimiwamama)やブログ「みみ家の台湾的日常。」で公開。また、台湾での暮らしのリアルを綴った書籍「台湾で食べて育てて覚悟して 気づいたら、暮らし始めて12年め」(竹書房刊)も好評を得ています。

 Xで話題になっているのは、樋口さんが日本へ一時帰国したときに感じたことを描いた作品です。そこには「細かすぎて伝わらない“あるある”」と題して、久しぶりの日本で触れた驚きや感動が描かれています。

 1つ目は、成田空港の到着ゲートでの一幕。「おかえりなさい」の看板を目にしたことがある人は多いでしょう。樋口さんはそれに涙した経験があるそうで、なじみのある温かなあいさつに「たっ……ただいまぁぁっっ」と声を震わせました。

 さらに、街へ出るとすれ違う人が日本語で会話をしていたり、目に映る店の看板が日本語だったり、当たり前のことですが樋口さんはその光景に感動します。

 また、コンビニエンスストアやスーパーマーケットでは、食べてみたかった商品や値段に衝撃。「スーパーの店舗ごと持って帰りたい」と思ったり、店員さんの丁寧な接客に心を打たれたりと、日本での感動が8つ描かれています。

 最後には、一時帰国から台湾へ戻るときの気持ちも。遠く離れた場所で暮らす、切ない思いがあふれています。

 3つの投稿にわたって投稿された一時帰国“あるある”には、合計で3000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「あー、日本のコンビニ最高ですよね」「この『おかえりなさい』には、いつもじーんとする」「海外暮らしが長くなると、帰国が日本へ観光旅行に行くような気持ちに変わります」などの声が寄せられています。