【歓声があがる初秋パフェ到来】シャインマスカットはジャスミン茶 桃はグァバやライチと組み合わせて

AI要約

東京・小石川に移転した「Un Plato(アン プラト)」で楽しめる美しいパフェの魅力。

シェフ・パティシエの森井美紀さんがこだわりを持って作り上げるパフェの特徴。

旬の素材を使用し、目の前で丁寧に作られるパフェの楽しみ方。

【歓声があがる初秋パフェ到来】シャインマスカットはジャスミン茶 桃はグァバやライチと組み合わせて

 美しく華やかで、おいしいものが彩り豊かに閉じこめられたパフェ。その人気は止まるところを知らず、美しさも味わいも日々磨きがかけられ、進化しています。

 グラスのなかで醸し出されるハーモニーは、まさにparfait(フランス語で「完璧」の意味)! 心躍る魅力的なパフェをご紹介します。

 今回は、東京・小石川の広々としたカフェでいただくパフェをご紹介。

 2024年1月、東京・蔵前から東京・小石川に移転オープンしたアシェット・デセール専門店「Un Plato(アン プラト)」。シェフ・パティシエを務めるのは、ホテルやレストランを経て、アシェット・デセール専門店「ジャニス・ウォン」(現在は閉店)のオープニングスタッフとして腕を磨いた森井美紀さんです。

 「食べてただおいしいだけではなくて、目の前でつくり、食べたことがないような味の組み合わせや、液体窒素などを使ったワクワクするような演出など、プラスアルファの楽しさや斬新さを表現する。そういうアシェット・デセールのおもしろさを『ジャニス・ウォン』で知り、魅力にはまったのが私の原点です」と、森井さんは話します。

 アシェット・デセールとともにファンの心をとらえているのが、常時2種類そろうパフェです。いずれも旬の素材を主役とし、異なるテイストで味わいを表現。「香りを大切に、どこを食べてもちゃんとフルーツが味わえるようにしています。あまりごちゃごちゃしすぎず、ひとつひとつのパーツの香りや味わいがはっきり分かるようにしたい」。

 さらには、「冷たいアイスクリームやグラニテがのせられていたり、ときには温かいものがあったりする温度感も大切な要素で、それをそのまま楽しんでいただけるのも、お客様の目の前でつくりあげるパフェだからこそのよさ。テーブルに運んでから細かく説明していると溶けてしまいますし、覚えていることも難しいので、スタッフ手描きの解説をお渡しして、見ながら召し上がっていただけるようにしています」。