【記録的ゲリラ雷雨】都心の駅も歩道も水浸し…新宿駅前でマンホール吹き飛ぶ「この世の終わりみたいな音が…」

AI要約

2024年8月21日、都内の地下鉄で発生した記録的短時間大雨による浸水事故。

駅員による出口閉鎖やバス運行の混乱、観光客や通行人の悲鳴。

厳戒態勢の中、バスの運転手が冠水したバス停に気づき、救援活動を行う。

【記録的ゲリラ雷雨】都心の駅も歩道も水浸し…新宿駅前でマンホール吹き飛ぶ「この世の終わりみたいな音が…」

2024年8月21日、都内の地下鉄の改札口で撮影された衝撃的な映像。

辺り一面が水没してしまっています。

さらに、画面奥の階段に注目すると、滝のような勢いで水が流れ込んでいるのがわかります。

駅員:

ただいま市ヶ谷駅浸水のため、5番6番出口、一時閉鎖しております。

一部の出入り口が閉鎖されたため、ホームへとつながるエレベーターの前には行列ができていました。

21日の夕方、関東などで発生したゲリラ雷雨…。東京・港区付近では、午後7時までの1時間で 約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

東海道新幹線やJR山手線が一時運転を見合わせたほか、羽田空港では全日空や日本航空の航空機が一時離陸できない状況となりました。

お台場の情報カメラをみると、2分足らずで画面が見えないほど真っ白に。

夏休みということもあり、訪れていた多くの観光客を直撃しました。

田中良幸情報キャスター:

風もけっこう強いんで、両手で傘を持って…もう悲鳴が上がっています。

屋根がついている歩道橋で、傘を持っている人も外に出ることができないくらいの雨です。

商業施設の近くでは排水溝からは水が溢れ、いまにも ふたが外れそうな状態に。

港区の麻布十番駅付近では、車道だけでなく歩道まで冠水状態に。

歩行者:

渡れないよーこれ。

地下鉄へ続く階段には土のうが積まれていますが、すでに水は駅構内へと流れ込み、駅員が対応に追われ、階段の一部はシャッターが閉められました。

バス停の近くには、途方に暮れた親子の姿がありました。

バスを待っている親子:

英会話の帰りでバスを待ってるところなんですけど、これ本当にバス止まるのかしらって。あれだけ深く冠水してるのは初めてなので、あそこ(バス乗り場)に行くのも足がずぶ濡れですよね。

しばらくすると…。

田中良幸情報キャスター:

バスが来て、ハザードを出しています。かなり手前の方(バス停から10mほど)でバスを停めて、待っていた方はかなり手前の方まで行って乗るような形になります。

(先ほどの親子が)手を上げています、どうでしょうか。冠水した手前のところでバスの運転手が気付いてくれて乗れました。本来であれば左のバス停に停まるはずですが、冠水をしているので、右側の車線を通っていきます。

雨の影響で、バスに乗るのも一苦労です。