服に冷却スプレー⇨引火して体から炎。過去には爆発事故、経産省が適切な利用を呼びかけ

AI要約

猛暑が続く中、冷却スプレーの注意点について経産省が警告を発令。

冷却スプレーには可燃性ガスが含まれており、使用時には十分な注意が必要。

過去には事故も発生しており、使用後には絶対に火気に近づけないように注意喚起。

服に冷却スプレー⇨引火して体から炎。過去には爆発事故、経産省が適切な利用を呼びかけ

まだまだ猛暑が続いています。衣服に吹きかける「冷却スプレー」を手放せない、という人も多いのではないでしょうか。しかし、冷却スプレーには可燃性のガスが含まれており、使用には注意が必要です。

経済産業省は8月20日、公式Xアカウント(@kochijiko)に製品評価技術基盤機構(NITE)がおこなった実験動画をアップしました。

マネキンが着ているTシャツに冷却スプレーを吹きかけ、その近くでチャッカマンを点火させると、マネキンの体から炎が上がりました。

過去には実際に事故も起きており、広島、岡山両県では2020年夏、自動車内で冷却スプレーを使用後、タバコに点火しようとして爆発に巻き込まれる事故が発生しています。

経産省は、「冷却スプレーを使用した後に、近くでライターやコンロを点火しないでください。可燃性ガスに引火し、着火する恐れがあります」と注意を呼びかけています。