新型ミニクーパーEVの新しさとは?バルセロナで金子浩久が乗ってきました!

AI要約

新型MINI COOPER SEの試乗レポート。新しい操作方法やデザインの斬新さを紹介。

エクステリアデザインやインテリアの変化、スペインでの試乗会の様子。

クラシックミニとの比較や新しいセンターモニターパネルについて。

新型ミニクーパーEVの新しさとは?バルセロナで金子浩久が乗ってきました!

新しいミニクーパーのEV「MINI COOPER SE」を、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(BE-PAL選出)の金子浩久がスペイン・バルセロナで試乗してきました。斬新かつクラシカルなデザインと世界観、そしてまったく新しい操作方法など、新型ミニの魅力をたっぷりとリポートします。

予感は当たっていました。

3月に発表された新型MINI COOPERには、これまでのMINI COOPERと違う何かが備わっているのではないか?と、東京・お台場の発表会場でニラんでいたのです。

それをスペインのバルセロナで行われた国際メディア試乗会で、4代目となるMINI COOPERのEV(電気自動車)版である「MINI COOPER SE」に乗って確かめることができました。

3代目にもEVは存在していましたが、リース販売だけでした。本格的に販売されるのは、この4代目からです。

発表会場でも感じられたエクステリアデザインの目新しさは、陽光の下ではよりはっきりとしていました。フロントガラスとルーフやAピラーなどとのつなぎ目がスムーズになったことやテールライトユニットの形状が大きく変わったことで、3代目以前と見分けが付きやすくなっています。

会場には、歴代のMINIとクラシックミニ、つまりBMWが製造することになる前の1959年から2000年までオースチンやモーリス、そして最後はローバーというイギリスのブランドが造り続けていたクラシックミニなどが並べられていました。

クラシックミニは本当にミニサイズだったことが良くわかります。

インテリアは一新されました。丸型のセンターモニターパネルは歴代MINIの特徴でしたが、より大型化されたパネルがダッシュボードから少し浮いて見えるように上の方に設置されています。

パネルは大きく、自動車用の丸型では最大サイズだそうです。画質は高品質で、まるで最新のパソコンやスマートフォンのような明瞭さ。速度や航続距離などの走行に関する重要情報はこちらにも映されますが、ドライバーの真向かいにあるヘッドアップディスプレイにも投影されます。これまでのような、メーター類はなくなりました。