藤井聡太王位と渡辺明九段、1日目の昼食は海鮮メニューをそれぞれ注文【王位戦第4局】

AI要約

将棋の藤井聡太王位と渡辺明九段の対局が第65期王位戦7番勝負第4局で行われ、藤井王位が振り飛車風の戦型を選択した。

昼食休憩前には両者の持ち時間消費状況が報告され、20日夜に決着がつく見込みとされている。

藤井王位が4勝して防衛すれば連続5期獲得となり、棋聖位に続き2つ目の永世称号の資格を得る。

藤井聡太王位と渡辺明九段、1日目の昼食は海鮮メニューをそれぞれ注文【王位戦第4局】

 将棋の藤井聡太王位(22)=竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖との七冠=に渡辺明九段(40)が挑む第65期王位戦7番勝負第4局1日目は19日、佐賀県唐津市の洋々閣で指され、後手の藤井王位が38手目を考慮中に午後0時30分になり、昼食休憩に入った。2日制の持ち時間8時間のうち、昼食まで藤井王位が1時間49分、渡辺九段は1時間19分を消費した。20日夜に決着の見込み。

 藤井王位が28手目に飛車を5筋に動かす、公式戦453局目で初めて振り飛車風の戦型を選んだ。渡辺九段は右辺に動かした角を中央に転じるなど、相手陣のすきを狙う駒組みを続けた。昼食は藤井王位が「太閤穴子丼&地魚茶碗蒸し」、渡辺九段は「海鮮丼(ごはん少なめ、サビ抜き)」を注文した。

 藤井王位は4勝して防衛に成功すれば連続5期獲得となり、棋聖位に続いて2つ目の永世称号の資格を得る。両者のこれまでの対局は藤井王位の22勝5敗。タイトル戦では6度目の顔合わせで過去は藤井王位から見て奪取4、防衛1。直近は昨年の名人戦で4連覇を狙った渡辺名人から藤井六冠(いずれも当時)が4勝1敗で奪取した。