軽量登山靴・スカルパ「ラッシュトレックGTX」レビュー!初トレッキングシューズにもおすすめ
トレッキングシューズのおすすめ、「ラッシュトレックGTX」の特徴を紹介。
軽さ、防水性、安定性、グリップ力、柔軟性など、多彩な機能を持つ。
初心者から中上級者まで幅広く対応し、快適なトレッキング体験を提供。
トレッキングシューズには様々な種類があるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、初心者にも中上級者にもおすすめのトレッキングシューズ、スカルパの「ラッシュトレックGTX」を紹介します。
◆とにかく軽い!
ラッシュトレックGTXの一番の特徴は、なんといってもその軽さです。
メーカー公称値で比較すると、私が今まで履いていたトレッキングシューズは約650g(26cm・片足)ですが、ラッシュトレックGTXは555g(42インチ(27cm)・片足)と、サイズが大きいにも関わらず約100gも軽量です。
購入前の試着で履いた際に、予想以上の軽さに驚きました。
◆GORE-TEX(R)が濡れから守ってくる
ラッシュトレックGTXは、防水素材にゴアテックス(R)が使用されているので、濡れから足を守ってくれます。
靴用のゴアテックスの中でも透湿性能の高いExtended Comfort Footwearが採用されているので、蒸れにくく長時間でも快適に歩くことができます。
◆ねじれを抑えて歩行を安定
靴底が柔らかすぎて歩行時にねじれてしまうと、岩場や不整地で足がぐらつきやすくなったり、特定の箇所に荷重がかかったりしてしまい、怪我や疲労の原因になります。
その点、ラッシュトレックGTXには、土踏まずから踵部分に「DST(Dynamic Stabilizer Torsion System)TPUフレーム」と呼ばれるウレタン樹脂製のパーツが内蔵されています。
このパーツのおかげで、靴底のねじれを抑えて安定して歩行できるデザインになっています。
◆アウトソールはオリジナルのプレサ(PRESA)
トレッキングシューズのアウトソール(靴底)といえば、グリップ力と耐久力が高いビブラム社の製品が有名です。
しかし、ラッシュトレックGTXには、スカルパの自社開発で高いグリップと俊敏性を実現した、「プレサTRK-01」が採用されています。
この「プレサ」のソールは、様々な状況の道でグリップ力が発揮されるよう綿密に開発されています。下り坂でのブレーキング、上り坂でのグリップ、さらにあらゆる気象条件とあらゆる地形で最高のパフォーマンスを得られるよう、特別に設計されているのです。
◆柔軟性のある足首周り
ラッシュトレックGTXの靴の高さはハイカットです。ハイカットの靴は、足首が動かしにくくなりがち。
しかし、ラッシュトレックGTXはクッション性の高い素材が使用されているので、足首がとても動かしやすいです。
足首を保護しつつ可動域が広くなっているので、俊敏かつ安心して歩くことができます。