余命半年と告知されたカナダ女性に幹細胞ドナーから匿名の手紙が…その後の2人は?

AI要約

3年前、カナダに住む女性が幹細胞移植で命を救われたエピソード

ドナーからの手紙に感謝の言葉

お互いを知らないが、お互いに連絡を取りたいという願い

余命半年と告知されたカナダ女性に幹細胞ドナーから匿名の手紙が…その後の2人は?

 3年前、カナダに住むある女性が「幹細胞移植を必要とする血液の病気」になり、「移植しなければ余命半年」と告知された。幸いにも女性はHLA(ヒト白血球抗原)型が一致するドナーから幹細胞の提供を受け、移植手術で回復することができた。

 ドナーは「ドイツに住む男性」とだけ知らされ、他の個人情報は明らかにされていなかったが、女性は先日、カナダ血液サービス経由でドナーから手紙を受け取ったという。

 手紙には「私たちはお互いを知りませんが、しばしばあなたのことを考えていました」と書かれ、手紙を出したかったが、迷惑ではないかと逡巡していた、とあった。

 その上で「でも今は手紙を書いて、あなたの現在の様子を知るのに良い時期だと思うようになりました」「お知り合いになりたいとも思っています」と書かれていた。

 この手紙は、米ネット掲示板「レディット」に、女性の子供が背景説明とともに投稿。「ありがとう、見知らぬ親切な人。もうすぐ、あなたが見知らぬ人でなくなることを願っています」と感謝の言葉を添えた。現在、ドナーと女性はお互いの連絡先を知らない状態。しかしドナーが同意書にサインし、母親も同意すれば、お互いのメールアドレス、電話番号、住所などを共有できるようになるそうだ。