米NYの住民が「水たまり」で金魚を飼い始めて…消火栓の漏水からできた地元の新名所に賛否両論

AI要約

金魚のいる小さな“池”が話題になっている。

金魚を放流した住民たちとNY市の環境保護局(DEP)の対立が起きている。

地元住民の賛否両論が報じられ話題となっている。

米NYの住民が「水たまり」で金魚を飼い始めて…消火栓の漏水からできた地元の新名所に賛否両論

 写真の金魚が泳いでいる小さな“池”にご注目。これ、米ニューヨーク市ブルックリンのベッドフォード・スタイベサント地区にある消火栓(写真左上)が故障し、漏水してできた水たまりで、そこに近所の住民が金魚を放して飼い始めたのだ。

 金魚を放流したのは、ジェ・クアン・アービングさんと友人たち。ペットショップで8ドル(約1200円)で購入した金魚だという。

 その後、金魚好きの住民たちが当番制で世話をするようになり、ネットでも話題に。「ベッド・スタイ金魚池」として地元の新名所になったのだが……これに難色を示しているのが、NY市の環境保護局(DEP)。

「私たちも金魚は好きですが、金魚にはもっと良い環境があるでしょう」とした上で、消火栓の緊急使用の可能性を指摘し、消火栓を修理、漏水を止めた。しかし住民たちは金魚たちのために栓を勝手に開けているという。

 一方、住民の間からも「こんな場所で金魚を飼うのは動物虐待も同然だ」「鳥に食べられてしまったらどうする」などの反対意見も。

 賛成派とDEPのいたちごっこ、住民間の賛否両論がUPI通信やAP通信などによって報じられて、話題になっている。