機内にウエディングドレスを持ち込んだ女性に”悲劇”。危機を救った機長に、ネット称賛 (海外)
フランスの航空会社「エールフランス」を利用し、機内で困っていた女性の乗客を救ったパイロットの話題。乗客が投稿した動画は670万回以上再生され、称賛の声が寄せられている。
アメリカ出身のジョーダン・ジョルジオさんはイタリアで挙式するために飛行機に乗り、機内で撮影した動画には、ウエディングドレスがコックピットで保管されている様子が映っている。
イタリアに向かうジョーダンさんは、ドレスの搭乗方法について航空会社に確認を取っていたが、パリでアクシデントに遭い、機長のクリスティンさんが親身にサポートしてくれた。
機内で困っていた女性の乗客を救ったパイロットが、話題を呼んでいます。乗客が投稿した動画は670万回以上再生され、称賛の声が寄せられています。
投稿主は、アメリカ・フロリダ出身のジョーダン・ジョルジオさん。イタリアで結婚式を挙げるために、フランスの航空会社「エールフランス」を利用しました。
話題を呼んだ動画は、そんなジョーダンさんが機内で撮影したものです。コックピットには、ジョーダンさんが挙式で使用するウエディングドレスが大切に保管されています。
ジョーダンさんは、投稿のキャプションでこう状況を説明しました。
「イタリアで挙式するため飛行機に乗ったとき、女性のパイロットが、私のウエディングドレスをコックピットで保管して、ベルトで固定してくれた!」
コメント欄には、女性同士の"思いやりあふれる"やり取りに、称賛の声が寄せられました。
ユーザー①「すてきだ」
ユーザー②「女性が女性に手を差し伸べる、素敵ですね」
ユーザー③「あなたたち2人、そして女性同士のきずなを見れて最高です」
ユーザー④「この動画、パイロットの夫に絶対見せる」
夫のアンソニーさんとパリの空港を経由して、イタリアに向かっていたというジョーダンさん。
事前に航空会社に確認を取り、ドレスを機内に持ち込めると確認していたそうですが、乗り継ぎ先のパリで想定外のアクシデントに遭遇してしまったといいます。
「コートルームに入れてもらおうとしましたが、ドレスが入らなかったんです。今度は、頭上の荷物入れに収納しようとしましたが、小型機だったのでスペースが小さすぎて無理でした。パニックになり、どうしようと焦りました」
すると、機長のクリスティンさんが操縦室から出てきて、サポートしてくれたといいます。
「クリスティンは、ドレスをコックピットのイスに固定し、“ここがいちばんいい保管場所である”と言ってくれました。しかも笑顔で対応してくれて、着陸後には、私と話す時間もくれたんです」
「たいていのフライトでは、パイロットに会うことすらできません。だから今回、機長が個人的に対応をしてくれ、驚きました」
「そして何よりクリスティンさんが、いち女性として、人生最大のイベントに臨み、緊張しているもう一人の女性(私)に気を配ってくれたこと。より一層カッコいいと思えました」
ジョーダンさんはその後、クリスティンさんから「最高の1日と結婚式を!ドレス姿を見るのが待ち遠しい」と、連絡が届いたことを明かしました。