パリ五輪の開会式「ミューズたちのドレス」圧巻の華やかさ

AI要約

パリで開催されているオリンピックは、スポーツとは異なる要素も含んでおり、フランスらしさとモダンさが融合した開会式が印象的であった。

パリ五輪には、スポーツが苦手な人でも楽しめる要素が多く、会場や演出が魅力的で多くの人々を引きつけている。

開会式では、華やかな演出や音楽、ダンスが繰り広げられ、フランスの文化やデザインが随所に取り入れられており、楽しい雰囲気が漂っていた。

パリ五輪の開会式「ミューズたちのドレス」圧巻の華やかさ

連日、にぎわっているパリでのオリンピック。初日の開会式は、スポーツとはまたちょっと離れたところでも、とてもフランスらしく、また今っぽさを感じさせるものでした。

パリ五輪、ご覧になっていますか? スポーツが苦手で、そこまで関心が高くないシオヤも、このパリでのオリンピックだけは楽しみにしておりました。何しろ「開会式はセーヌ川!」「フェンシングはグランパレで」「馬術の会場は、ヴェルサイユ宮殿!」……そう聞いたら、いくらスポーツ音痴なシオヤでも「……見たい!!」となるに決まっています。そして案外、このような方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

©Getty Images

そして7月26日に始まった開会式。この時期のパリには珍しく雨模様でしたが、次から次へと、華やかな演出で、本当に圧巻でしたね! 楽しい夏のfete(フランス語のパーティ)に参加しているような気分で拝見していました。

完全文化系のシオヤは、目まぐるしく登場する、ダンスや音楽の華やかさにもう、わくわく。雨でもまけじと、ピアノで大好きなラヴェルの「水の戯れ」やサティの「ジムノペディ」が演奏されれば「わ~フランス~♡」とアガりましたし、セーヌ河畔でのレディー・ガガのパフォーマンスにも、釘付けに! そしてこのガガ様のドレスはディオールのマリア・グラッィア・キウリが手掛けたもの、と知って納得。そしてこの開会式に登場する多くのミューズたちのドレスは、ディオールのものだったのだとか。

ガガ様が歌ったのは”Mon Truc en Plumes(私の羽飾りのトリック)”。元はパリ・オペラ座出身のダンサーであるジジ・ジャンメールの歌で、当時クリスチャン・ディオールがバレエの衣装をデザインをしていた、という縁もあるのだそう。すべてフランス語で歌っていて、さすがでしたね!

© Sophie Carre

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