夏の湿気が本当に苦手なので、「除湿機」を点けっぱなしにして寝ています。「1ヶ月」でどれだけの電気代が発生しているでしょうか?

AI要約

日本の夏は気温が高く、湿度が高い特徴があります。湿度の高さは快適な睡眠を妨げ、カビやダニの繁殖を促進します。

除湿機は湿気を取り除くために空気を冷却し、水蒸気を凝縮させる機械です。効果的な使い方や電気代について注意が必要です。

運転モードの活用やサーキュレーターの併用など、除湿機を効果的に使用する方法を取り入れることで節約と効果的な除湿が可能です。

夏の湿気が本当に苦手なので、「除湿機」を点けっぱなしにして寝ています。「1ヶ月」でどれだけの電気代が発生しているでしょうか?

日本の夏は気温が高いこともありますが、湿度が非常に高くなるのも特徴だといえるでしょう。

湿度が高く、ジメジメした空気は、快適な睡眠を妨げるだけでなく、カビやダニの繁殖を促進するといわれています。湿度の高さをどうにかしようと、除湿機を使用して湿気対策を行う人も多いのではないでしょうか。

しかし、除湿機を長時間稼働させることで気になるのが電気代です。快適な生活環境を維持するためにも除湿機はできるだけ稼働させたいものですが、電気代が家計の大きな負担にならないのか不安に思う人もいるでしょう。

そこで今回は、除湿機を点けっぱなしにした場合の電気代や、除湿機の効果的な使い方を紹介します。

除湿機は、室内の湿気を取り除くために空気を冷却し、凝縮した水分をタンクに集める機械です。基本的には以下のようなプロセスで動作します。

1.空気を吸引

周囲の湿気を含んだ空気を取り込みます。

2.冷却

取り込んだ空気を冷却し、水蒸気を凝縮させます。

3.水分排出

凝縮された水分をタンクに集め、湿気を下げます。

4.再加熱

冷却された空気を再びあたためて室内に放出します。

あるメーカーの除湿機の1時間当たりの電気代の目安と、毎日点けっぱなしの場合の1ヶ月の電気代の目安を表1にまとめました。公益財団法人全国家庭電気製品取引協議会が公表している目安単価、31円/kWh(税込)を用いて算出しています。

※筆者作成

ここでは除湿機の効果的な使い方を紹介します。以下のポイントを参考にしてください。

◆運転モードの活用

除湿機には「おまかせモード」や「夜間モード」など、さまざまな運転モードがあります。威力の強いモードほど消費電力が大きくなる傾向があるため、消費電力の弱いモードで運転することにより、電気代を節約できる可能性があります。

◆サーキュレーターの併用

乾いた空気を部屋全体に行き渡らせるために、サーキュレーターを併用することもおすすめです。これにより、空気の循環がよくなり、除湿機の効果が高まるといわれています。