アース製薬「虫よけネット」vsキンチョー「虫コナーズ」網戸の虫よけのにおいや成分は?【独自目線でジャッジ】

AI要約

網戸の穴から虫が侵入し、かゆい思いをしている筆者。肌の傷跡が気になるため、虫よけ対策を検討する。

アース製薬とキンチョーの網戸用虫よけシールを比較。成分や効果、使用方法などを独自視点で評価。

使用後の効果や特徴を比較して、最終的なおすすめを紹介する。虫よけ対策を検討する際の参考になる情報。

アース製薬「虫よけネット」vsキンチョー「虫コナーズ」網戸の虫よけのにおいや成分は?【独自目線でジャッジ】

【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】網戸の虫よけ編

 爪が伸びていたせいで、網戸に丸い穴が開いてしまいました。そのせいか、虫が侵入したようで、あちこちかゆくてたまりません。私の繊細な肌は、毎年、引っかいたあとの傷が色素沈着して残ってしまいます。ビタミンCを飲んでいますが、年をとると、消えるのに何年もかかります。やはり、網戸からの悪い虫の侵入をしっかり防ぐしかありません。今回は外側の網戸に貼れる虫よけシールを比較します。

 アース製薬の「虫よけネットEX あみ戸用」とキンチョーの「虫コナーズ アミ戸に貼るタイプ」を比較します。アースはユスリカ、チョウバエ、キノコバエ、ヌカカが対象で、キンチョーはユスリカ、チョウバエが対象です。

 どちらもユスリカが対象になっていますね。ユスリカという名前はあまりなじみがないかもしれませんが、この死骸が原因で、アレルギーを引き起こす人もいるそうです。

■マジックテープで網戸にぺたっ

 どちらもマジックテープを網戸にぺたっと貼るだけ、2個入りです。アースは365日用、キンチョーは250日用を選びました。値段は、ドラッグストアでアースが1178円(税込み)、キンチョーが1037円(同)です。

 しかし、うちの網戸が汚れているせいか、どちらもよくくっつかずに、サッシの下に置くことにしました。においはキンチョーのほうが少し強く、アースはほぼ無臭です。

 成分が異なります。アースはトランスフルトリン、エムペントリン、プロフルトリンで、3成分を合わせることで速く、広く、最後まで効くことをアピールしています。

 一方、キンチョーは主に蚊に効くピレスロイドのみの成分ですが、ピレスロイドの効果は、即効性のようです。虫の口から入り、マヒさせて虫を退治します。鳥類などの体に入っても速やかに分解されるそうです。3Dの立体構造で表面積を拡大しています。広い分だけ虫がひっかかりやすいということでしょう。

 キンチョーは1袋に2個、アースは1個ずつ袋に入っています。網戸が1枚しかない1人暮らしには、一気に使わないのでアースがいいでしょう。

 袋を開いてもにおいはそんなに感じないのですが、虫を殺す成分が入っているので、赤ちゃんがいる部屋での使用は避けたほうがいいかもしれません。

 網戸のシールは強すぎると網戸が破けるので注意したほうがよさそうです。でも、アレルギーで肌に傷が残るのも嫌だから必須ですね。あ、商品の効きめの比較は、使用後の250日から365日にお伝えしますね。

(柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)