トレンドマイクロ、生成AI用セキュリティ対策機能を提供開始

AI要約

トレンドマイクロが企業向けの生成AIセキュリティ対策サービスを発表。プライベートな環境とAIサービス利用時の保護機能を提供。

プライベートな環境ではアクセス制御やフィルタリング機能を提供。生成AIへのアクセスや情報漏洩を防止。

生成AIサービス利用時にもアクセス制御やフィルタリング機能を提供。不正な操作や情報流出への対策を強化。

トレンドマイクロ、生成AI用セキュリティ対策機能を提供開始

 トレンドマイクロは8月1日、企業独自の生成AI基盤と企業が「ChatGPT」などの生成AIサービスを利用する際のセキュリティ対策サービス「Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Access」を発表した。同日から提供する。

 Trend Vision One - Zero Trust Secure Access - AI Service Accessは、企業などの法人が独自に利用するプライベートな生成AI環境と、「OpenAI ChatGPT」や「Microsoft Copilot」「Google Gemini」などの生成AIサービスの利用を保護する生成AI向けセキュリティ対策となる。

 プライベートな生成AI環境の保護では、IPアドレスグループを指定して生成AIへのアクセスを遮断する「アクセス制御」、生成AIに機密性の高い情報や指定するキーワードおよびファイルが送信されるのを防ぐ「プロンプトフィルタリング」、意図しない生成AIの動作を阻止する「プロンプトインジェクション防止」、不正なURLや不適切な表現が含まれる生成AIの応答を防止する「レスポンスフィルタリング」、しきい値を超える生成AIへのアクセスを遮断する「レート制限」の5つの機能を提供する。

 また、生成AIサービス利用時の保護では、アクセス制御、プロンプトフィルタリング、プロンプトインジェクション防止、レスポンスフィルタリングの4つの機能を提供する。