オフロードで実感!ヨコハマタイヤ「ジオランダーA/T4」は週末のソト遊びにフィット

AI要約

ヨコハマタイヤのSUV/ピックアップトラック用タイヤ「ジオランダーA/T4」の性能についてレポート。

テスト走行による舗装路と未舗装路での乗り心地やグリップ力の評価。

オートキャンプやアウトドアアクティビティに最適なタイヤとしての利用価値。

オフロードで実感!ヨコハマタイヤ「ジオランダーA/T4」は週末のソト遊びにフィット

整備されたオートキャンプ場にとどまらない行動範囲を常とするアウトドアズパーソンにとって、クルマはなくてはならないパートナー。多くは不整地走行を前提としたカーライフを送っているはずだ。

ヨコハマタイヤのSUV/ピックアップトラック用タイヤ「ジオランダー」シリーズに加わった「A/T4」は、オフロードを走る者にとって、実に頼れる存在。テスト走行したBE-PAL.NETのスタッフがレポートする。

◆「ジオランダーA/T4」ってどんなタイヤ?

名称にあるように、「ジオランダーA/T4」はA/T=オールテレーンタイヤ。A/Tはオフロード性能を重視したM/T=マットテレーンタイヤとオンロード性能重視のH/T=ハイウェイテレーンタイヤの中間にあたり、本格オフロード系SUVやピックアップトラックの市販車に純正装着されていることが多い。

ヨコハマタイヤではおよそ8年ぶりとなるA/T「ジオランダーA/T4」は、タイヤの接地形状を見直すことでオフロード性能およびオンロードでの耐摩耗性能を高めたという。また、雪上性能も向上しており、冬用タイヤとして認められた証「スノーフレークマーク」を全サイズで獲得。冬用タイヤ規制時でも走行可能(※)だ。

※ 冬用タイヤ規制時は走行可能ですが、全車チェーン規制の場合はいかなるタイヤ(スタッドレスタイヤを含む)もチェーン装着が必要です。

◆乗り心地に優れ、コントロールがしやすい!

今回は舗装路、未舗装路両方で乗り味を試すことができた。

直線主体の舗装路では、「ジオランダーA/T4」を装着したスズキ・ジムニーとトヨタ・RAV4で試乗。どちらもタイヤから発生するノイズがかなり抑えられている印象で、乗り心地も想像以上に快適。これなら郊外へ出かける際の高速道路でストレスを抱えることはないし、普段使いでもまったく違和感なし。ドライバー本人だけでなく、ハンドルを握ったり同乗する家族のウケもよさそうだ。

イマドキのA/Tのすばらしさを実感したあとは、いよいよ未舗装路のステージへ。はじめにRAV4で、ところどころ深いわだりのあるダートを走る。郊外の広い敷地を使ったキャンプ場の導入路や場内路にみられるシチュエーションで、雨のあとまだ少し濡れているというイメージ。ここではよほどラフな運転をしないかぎりタイヤのグリップ力が不足することはなく、とてもコントロールしやすかった。

◆週末のソト遊びが楽しみなドライバーにフィットする

そして、クルマをトヨタ・ハイラックスと三菱・トライトンの2台に乗り換えて、もうひとつのステージへ。ここは高低差があってスピードもそれなりに出せる場所があり、ぬかるみ具合も増している。試乗専用コースとあって、少しスピードを上げてみたが、ここでもタイヤが路面をしっかり掻いて、ぐいぐいと力強く走ってくれる。タイトなカーブであえてアクセルペダルを深く踏み込み、後輪が滑りだしても、めざす方向へしっかりと進んでいく。

オフロード走破性だけならM/Tがベストだろうが、アウトドアをめざす中で遭遇する未舗装路のレベルなら、「ジオランダーA/T4」でまったく不足はない印象だった。

トレッキングや本格登山でそれぞれ専用のシューズが必要なように、クルマも路面状況に対応したタイヤが安心をサポートし、それは疲労の軽減にもつながる。それに、毎日のように未舗装路を走る人ならともかく、普段使いを含めてSUVやピックアップトラックとの暮らしを楽しみたい人に、「ジオランダーA/T4」はフィットすること間違いなしだ。

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ヨコハマタイヤ