お盆目前「絶対に行きたくない」派、「義務だと思う」派、30~50代既婚男女【義理の実家への帰省】についての本音
夏休みに向けて、義理の実家への帰省について30~50代の男女100人にアンケートを行った結果、楽しみにしている人が31.0%、義務感を持っている人が25.0%であることが分かった。
「絶対に行きたくない」と答えた人たちの理由には、義理の両親との相性や価値観の不一致、義実家の環境などからストレスを感じる要因が挙げられている。
一方、「義務だと思っている」と答えた人たちもおり、子供や夫のため、親孝行や家族のつながりなどを大切に考えていることがうかがえる。
夏休みは旅行やイベント、レジャー施設へのお出かけなどの計画を立てている人も多そう。お盆に帰省する人も多いが、義理の実家への帰省となると楽しいだけとは限らない。そこで今回は、30~50代の既婚男女100人に「義理の実家への帰省」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
「楽しみにしている」と答えた人は31.0%、「できれば行きたくない」という人は27.0%、「義務だと思っている」と答えた人は25.0%、「絶対に行きたくない」という人は10.0%という結果だった。
ここでは「義務だと思っている」「絶対に行きたくない」と答えた人たちがなぜそう思っているのかも紹介しよう。
「絶対に行きたくない」と答えた人たちの理由を紹介しよう。
「義理の両親が苦手だから」(48歳/女性/総務・人事・事務)
「居心地が悪いから」(44歳/女性)
「姑は自己愛が強く、自分が中心にならないと拗ねて泣いて、私の夫の気をひこうとするので気分が悪い」(55歳/女性/主婦)
「気を遣うだけで楽しくないから」(51歳/女性/主婦)
「義実家があまりきれいではなかったので、精神的に辛かった」(52歳/女性/主婦)
「面倒だから」(35歳/女性/総務・人事・事務)
「うるさいから」(54歳/女性)
「だるいから」(34歳/女性/主婦)
「義実家がゴミ屋敷状態で不衛生だから」(36歳/女性/主婦)
「気疲れする」(35歳/女性/主婦)
「絶対に行きたくない」理由は様々だが、義理の両親はもともと赤の他人のため、相性が悪かったり、価値観が合わないと、ただただストレスが溜まってしまうようだ。
一方、「義務だと思っている」と答えた人は……。
「毎年一度くらいは孫の顔を見せるべきだと思う」(40歳/女性/主婦)
「結婚したら義実家に行くのは当然だから」(31歳/男性)
「嫁の立場だし、夫と一緒に帰るのは親孝行だと思う」(42歳/女性/金融関係)
「子どもが喜ぶから」(34歳/男性/総務・人事・事務)
「夫の立場を考えると顔を出すのが義務だと思うが、行かなくて済むならば行きたくはない」(46歳/女性/総務・人事・事務)
「親戚づき合いは大事だから」(42歳/男性)
「家でゆっくりしたいけど、義実家に帰れる機会はあまりないから」(49歳/女性/総務・人事・事務)
「本音は行きたくないが義理の両親は悪い人じゃないし、夫の顔も立てて笑顔で行っている」(59歳/女性/主婦)
「妻や義父母に気を良くしてもらいたいから」(57歳/男性)
「別に義実家は嫌いではないし、孫を見せて喜ばせてあげたい」(44歳/男性/総務・人事・事務)
「好きでも嫌いでもないから」(34歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「妻と子どもが楽しみにしているから」(47歳/男性/公務員)
「子どもの成長の報告やお墓参りなど、ちゃんとしないといけないものだと思っている」(42歳/女性/主婦)
「義務だと思っている」という人は、義務感が強すぎると窮屈さを感じてしまうが、ほどよい距離感で割り切っていれば、義理の両親とも意外と良好な関係を保てるのかもしれない。
最後に「その他」と答えた人たちからは、「妻の両親はすでに他界している」(37歳/男性)、「またコロナが流行していて帰省するか悩んでいる」(51歳/男性/総務・人事・事務)、「夫の両親は亡くなっている」(51歳/女性/主婦)など、すでに義理の実家がなかったり、老齢の両親の健康を考えていことがうかがえる理由が挙がっていた。
■「義理の実家への帰省ついて」
1位 楽しみにしている
2位 できれば行きたくない
3位 義務だと思っている
4位 絶対に行きたくない
5位 その他