将来はスポーツ関係の仕事に就きたい!スポーツ選手以外で「稼げる」のはどんな仕事?
スポーツ関係の仕事について紹介。プロスポーツ選手以外にも多様な職種が存在。
スポーツ関係の仕事は需要が高く、安定した収入を得られる可能性がある。
プロスポーツ選手やスポーツドクター、スポーツアナリストなど職種別の平均年収も解説。
スポーツが得意、あるいは好きであることから、スポーツ関係の仕事に就きたいという方もいるでしょう。ただ、「どんな仕事が稼げるの?」「自分でもできるかな?」と疑問を抱いたり心配になったりしている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、スポーツに携わる仕事、稼げる仕事について紹介します。
スポーツに関わる仕事と聞いて、まず思い浮かぶのはプロスポーツ選手ではないでしょうか。しかし、スポーツ関係の仕事はそれだけではなく、下記もあります。
・スポーツインストラクター
・コーチ
・指導者
・審判員
・スポーツドクター
・栄養士
・選手支援
・体育教師
・スポーツメーカーの会社員
・スポーツ用品の開発
・スポーツ施設スタッフ
・通訳
・スポーツジャーナリスト・ライター
・スポーツキャスター
・スポーツエージェント
・スポーツカメラマン
上に挙げたもののほかにもスポーツに関係する仕事はあるため、想像以上に携わるチャンスがあるかもしれません。
スポーツ関係の仕事は、プロの選手だけでなく、選手を支える人や指導する人、情報を提供する人など多種多様です。4年に一度のオリンピック以外にも、世界中でさまざまなスポーツの大会が開催されているため、需要が高く、なくなる可能性が低い職種といえるでしょう。
国税庁が発表している日本人の平均年収「458万円」を上回る可能性のあるスポーツ関係の仕事がたくさん存在します。
■プロスポーツ選手
スポーツ関係の中でも花形であり、最も収入が高いと考えられる職業は、プロスポーツ選手があげられます。プロスポーツ選手は、競技によって所属団体の経営規模やスポンサー数、集客力などが大きく異なるため、収入も大幅に変わります。
また、選手の活躍や人気度によっても左右されるでしょう。プロスポーツ選手で高年収を狙える競技は、世界規模でみると欧州ではサッカー、米国ではバスケットボールです。競技によっては、体格の面で日本人が海外のトップ選手に昇り詰めることが難しいものもあります。
■スポーツドクター
日々進歩し続ける医療業界は年収が高い傾向にあります。スポーツと医療を組み合わせたスポーツドクターの平均年収も、約650万円~850万円といわれているため、高収入だといえるでしょう。
開業医か勤務医か、スポーツチームへの帯同有無、チームがアマチュアかプロか、などの違いによって年収は異なります。トッププロチームの帯同ドクターともなれば、年収は約2000万円~3000万円ともいわれています。
日本国内でスポーツドクターになるためには、以下の3つのスポーツに関する医療資格があります。
・日本スポーツ協会公認スポーツドクター
・日本整形外科学会認定スポーツ医
・日本医師会認定健康スポーツ医
3つの資格全てを取得しなければならないわけではありませんが、可能となる医療行為が異なるため、自分が目指すスポーツドクターの姿によって取得すべき資格が異なります。
■スポーツアナリスト
スポーツアナリストは、近年スポーツ業界で注目を集めています。スポーツアナリストとは、スポーツチームや選手個人に対して、試合などのデータを記録・分析化し、改善策やパフォーマンスの向上を促すトレーニング法の指導をするなど、選手と近い距離にいる職業です。
近年では、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)技術の発展により、さまざまな業界でデータの有効活用が考えられたり、実施されたりしています。アナリストの平均年収は約719万円です。