「なんであんなに味がたくさんあるんですか?」 ブラジル人が唖然 初訪日で目を奪われたものとは

AI要約

日本の食文化やお土産文化に驚くブラジル人夫妻のエピソード。

日本で食べるお米の味や日本のお菓子の多彩な味に驚き。

外国人観光客を魅了する日本独特のお土産文化。

「なんであんなに味がたくさんあるんですか?」 ブラジル人が唖然 初訪日で目を奪われたものとは

 日本人にとっては見慣れている光景でも、外国人観光客には目新しく映ることが少なくありません。初めて日本にやってきたブラジル人夫妻は、同じ商品でもさまざまな種類がずらりと並んだ光景に驚きを隠せませんでした。いったい、どのような商品だったのでしょうか。

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 ブラジルのサンパウロから初めて日本を訪れている、マルコスさんとジュリアさん夫妻。10日の旅程で大阪や京都、奈良、広島などをめぐり、最後に東京観光を楽しんでいました。

 ジュリアさんの父方は日系ブラジル人で、家族のルーツを知るために「いつか絶対に訪れたい」と思っていたそう。念願の日本訪問では、ブラジルでも主食として食べられる白米のおいしさに目を見張りました。

「お米そのものの味、甘味とか食感が全然違います。寿司を食べていても、『魚よりもこのお米をずっと食べていたいね』って夫と言うくらいでした」

 日頃から日本米を食べ慣れているというジュリアさん夫妻でも、日本で食べると大きな違いを実感しました。

 ジュリアさんにとって、もうひとつ驚いたことがありました。

「日本のお菓子って、なんであんなに味がたくさんあるんですか? ポテトチップスも、チョコレートも――。キットカットもすごく種類が多いですね」

 大手製菓ブランドのポテトチップスは、常時50種類以上の味が販売されているそう。期間限定だけではなく、地域限定の味など、旅先でおみやげにチョイスする人も多いでしょう。

 また、外国人訪日客にお土産として大人気を博している「キットカット」は、実は日本生まれではなく、イギリス生まれのチョコレート菓子。世界的に人気ですが、日本で発売された種類は400以上にも上り、日本は世界有数のキットカット消費国なのだとか。抹茶や日本酒、北海道メロンなど季節限定や地域限定フレーバーもあり、日本人だけでなく多くの訪日外国人観光客を魅了しています。

 さまざまな味で消費者を楽しませようとするのも、日本人ならではのおもてなし精神が出ているのかもしれませんね。