【テストレポートを含むニューモデル情報】直列6気筒は健在！快適なスポーツクーペ 新型「BMW 2シリーズ」に関する全情報！
BMWは2024年にフェイスリフトを受ける2シリーズクーペを発表。全輪駆動のみとなり、最上級モデル「M240i」は純正の後輪駆動が廃止される。価格は45,300ユーロから。
外観の変更や装備の充実が予定されており、スポーティなデザインを備える。モデルチェンジでは「Mスポーツパッケージ」が標準装備され、エクステリアにも変更が加えられる。
最上級モデルの「M240i」にはスポイラーやテールパイプトリムが装備され、ブラックのエクステリヤミラーキャップも新たに採用される。
BMWは「2シリーズ」で伝統に焦点を当てている。2021年に発売された第2世代の材料は古典的なもので、3ドアモデルには小さなキドニーグリル、象徴的なホフマイスターキンク、縦置きエンジン、そしてトップモデルには直列6気筒エンジンが搭載されていた。これまで、「M2」以下の最もパワフルなバリエーションである「M240i」は、オプションとして全輪駆動に加えて純正の後輪駆動を提供してきたが、これは次のフェイスリフトで変更される。
クーペは2024年夏にアップデートを受ける。外観の詳細な変更、装備の充実、デジタル化が予定されている。後輪駆動の「M240i」は廃止され、少なくとも全輪駆動はほとんどのパワーをリヤに送ることになる。「BMW 2シリーズ クーペ」フェイスリフトの市場導入は2024年8月。
「BMW 2シリーズ」の価格差は大きく開いている：まずは156馬力の「218i」が45,300ユーロ（約770万円）。トップモデルの「M2」と同じガソリンエンジンで、BMWは374馬力の「M240i」に61,900ユーロ（約1,055万円）を要求している。190馬力と48ボルトシステムを搭載する「220d」は唯一のディーゼルで、価格は52,200ユーロ（約887万円）から。
フェイスリフト以前から、「2シリーズ」はスポーティな外観を備えていた。ワイドなキドニーグリルには必要に応じてルーバーヴェンチレーションが装備され、ギザギザのエアインテークを備えたスポーティなエプロン、イービルアイが標準装備され、ボンネットにはパワードームが装備されていた。
今回のモデルチェンジでは、「Mスポーツパッケージ」が標準装備された。そのため今後、「2シリーズ」には常にフロントの大型エアインテーク、ワイドなシル、直立リフレクターとディフューザーを備えたリヤエプロンが装備される。エプロン下部とシルは、フェイスリフト前のモデルではブラックだったが、ボディカラーに変更された。
最上級モデルの「M240i」には、サイドエアインテークにブラックのインサート、フロントにスポイラーリップ、リヤスポイラー、台形のテールパイプトリムが装備される。これはフェイスリフト前も同様だった。ブラックのエクステリヤミラーキャップが新たに採用された。
