【熱狂パリ五輪】バレーボール女子の予選ラウンド、ブラジルとは3大会連続の「腐れ縁」、初戦のポーランドがカギ

AI要約

バレーボール女子日本代表がパリオリンピックに向けて準備を進めている。

リベンジを果たすために、困難な相手との戦いが待ち受けている。

監督や選手たちは全力を注ぎ、勝ち上がるために様々な戦略を練っている。

 文=松原孝臣 

■ 初戦は7/28のポーランド戦

 国際大会「ネーションズリーグ」でパリオリンピック出場権を獲得し、銀メダルを獲得。2014年のワールドグランプリ(当時)以来の表彰台に上がり、上り調子のバレーボール女子日本代表。

 迎えるパリオリンピックは、1勝4敗で予選ラウンド敗退に終わった東京大会のリベンジを果たす舞台でもある。

 男子と同様、パリオリンピックのバレーボールには12チームが参加し、3つのグループに分かれて総当たりで戦い、各グループの上位2チームおよび3位になったチームのうち成績のよい2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する仕組みだ。その後の決勝ラウンドでは準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝と進む。

 グループの結果、世界ランキング5位の日本はグループBとなった。同じ組で戦うのは、世界ランキングが高い順に、ブラジル(世界ランキング2位)、ポーランド(4位)、ケニア(20位)となっている。

 スケジュールは次の通りだ(日本時間。現地時間は-7時間)

 7月28日20時~ ポーランド

8月1日20時~ ブラジル

8月3日20時~ ケニア

 準々決勝は8月6・7日、準決勝は8月8・9日、3位決定戦と決勝は8月11日にスケジュールされている。

 その組み合わせが決まったときに、眞鍋政義監督はこうコメントしている。

 「個人としてはまず、東京大会以上の成績を目指し予選突破(準々決勝進出)に全力を注ぐ。世界ランキングで(日本より)下位に位置するケニアには確実に勝利したい。ポーランドにはVNL(ネーションズリーグ)の予選ラウンドでストレート負けを喫しており、間違いなく難敵。そして2022年世界選手権、2023年パリオリンピック予選でも対戦し、悔しい思いをさせられたブラジル。オリンピックではリオ大会、東京大会に続き3大会連続予選ラウンド同組で、もはや腐れ縁」

 その言葉にあるように、日本が勝ち上がるためにはケニアに勝利することは必須。その上でポイントになるのは初戦のポーランドになる。