フランス人「口に合いませんでした(笑)」 輸出が約1.8倍に増加の日本のヘルシーフードとは

AI要約

日本を訪れたフランス人女性が挑戦した日本の伝統食、納豆についてのエピソード。

フランス人女性が日本のコンビニエンスストアやコンビニグルメを楽しむ中、納豆を食べてみたが好みではなかったという話。

納豆の特徴や海外での輸出増加の背景なども紹介しつつ、他の日本食にも挑戦してほしいというメッセージ。

フランス人「口に合いませんでした(笑)」 輸出が約1.8倍に増加の日本のヘルシーフードとは

 世界中から注目が高まっている日本食。総じて高評価ですが、なかにはあまり人気がない、日本の伝統食があります。友人たちと日本へ遊びに来たフランス人女性は、その食べ物について「日本に行ったら、一度は食べるべき」との声をネットで目にしました。しかし、好きにはなれなかったといいます。その食べ物とはいったいなんだったのでしょうか。

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 初めて日本を訪れたという、フランス南部にあるトゥールーズ出身のマルシリアさん、マリーナさん、ジュリアさん。3人はビジネスを学ぶため、韓国へ留学中です。学校の休暇を利用し、5日間の日本旅行を楽しんでいました。

 マルシリアさんは、日本のコンビニエンスストアが気に入ったようで、「まさにコンビニエンスよ!」と称賛していました。

「韓国のコンビニも便利だと思ったけど、日本はより商品数が多い」とすっかり魅了された様子。おにぎりを買った際は、複雑な個包装をきれいに開けるのに悪戦苦闘したものの、ツナマヨおにぎりが大好きになったといいます。

 マリーナさんやジュリアさんも、日本のコンビニグルメを堪能。ただ、マリーナさんはSNSやネットの口コミで「日本に行ったら、一度は食べるべき」と書かれていたものに挑戦し、おいしいと感じられなかったものがあると明かしました。

「私は納豆巻きも試したんです! ごはんと海苔はおいしかったのですが、納豆の部分は……。正直、指が臭くなってしまったし、あまり口に合いませんでした(笑)」

 昨年10月に東京税関が発表した資料によると、納豆は輸出統計品目番号に新設された2017年から2022年の6年間で、全国の輸出数量及び輸出金額いずれも約1.8倍に増加。海外への輸出が伸びている要因としては、健康的といわれる和食のなかでも、納豆がヘルシーフードとして定着していることが大きいようです。

 ただ、納豆の独特な臭いやネバネバなどが「苦手」という日本人も一定数います。食文化が違うフランス人のマリーナさんには、なかなかハードルが高かったようです。

 残念ながら、納豆は口に合いませんでしたが、日本にはほかにもヘルシーでおいしい食べ物がたくさんあります。日本にいる間に、いろいろな日本食に挑戦してほしいですね。