自分史上最高の捻転差!「捻じりトレ」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.3

AI要約

鈴木愛のトレーニング方法を紹介。四つん這いの姿勢から胸の回転を促すトレーニングを行う。

左右の胸の開閉を繰り返し、腹部に力を入れて軸をブレさせないようにする。

上下の捻転差を生むことでスイングの締まりや飛距離の向上につながる。

自分史上最高の捻転差!「捻じりトレ」/鈴木愛のトレーニングをご自宅で vol.3

今季好調を維持している鈴木愛。その陰には地道なトレーニングがあった。彼女がシーズン中に実際やっているトレーニングを、専属トレーナーの工藤健正氏が紹介する。第3回は上下の捻転差を生むために、胸の回転を促すトレーニング。下半身は固定して、胸をしっかり回すやり方を紹介する。

(1)基本姿勢は第2回と同じで四つん這いになります。左手は床につけたまま、右手のひらを後頭部に添えます。

(2)右ひじが左腕にくっつくぐらい、上半身を左側にひねって胸を閉じます。この際、顔は左を向いてOK。

(3)続けて右ひじが天井を向くまで胸を開きます。左手は床につけたまま、右手のひらも後頭部から外れないように注意しましょう。へそは下を向いたままで、下半身が左右にブレないように。顔は右を向いてOKです。

(4)10~15回を目安に左右交代。続けて右手を床につけて左手のひらを頭に添えて、体の左サイドで同じ動きを行います。疲れてくると手のひらが頭から離れてしまいますが、それだと胸ではなくてひじだけが動いてしまうので注意が必要です。床についている腕は真っすぐ伸ばしたままで、曲がらないようにしましょう。

お腹にしっかり力を入れて軸はブラさないように。上下の捻転差がアップすれば、締まったスイングになるだけでなく、飛距離アップにつながります。