中国産青ネギから基準値超の農薬成分「アトラジン」 大阪府が輸入業者に回収命令

AI要約

大阪府は24日、同府茨木市の業者が輸入した中国産の青ネギから、食品衛生法の基準値を超える農薬成分「アトラジン」が検出され、業者に回収を命じたと発表した。

アトラジンは除草剤の成分で、基準値の1.5倍が検出されたが、健康への影響は大量摂取しない限りないとのこと。

神戸検疫所が行ったモニタリング検査で基準値以上のアトラジンが検出され、厚生労働省からの通知を受けた府が業者に回収を命令している。

中国産青ネギから基準値超の農薬成分「アトラジン」 大阪府が輸入業者に回収命令

大阪府は24日、同府茨木市の業者が輸入した中国産の青ネギから、食品衛生法の基準値を超える農薬成分「アトラジン」が検出され、業者に回収を命じたと発表した。現時点で健康被害の報告はないという。

府によると、アトラジンは除草剤の成分で、基準値(0・02PPM)の1・5倍が検出された。ただ、体重50キロの人が今回の中国産青ネギ約6・7キロを毎日食べ続けるほどでないと、健康への影響はないという。

神戸検疫所が行ったモニタリング検査で基準値以上のアトラジンが検出され、府が24日に厚生労働省から通知を受けた。業者は神戸港から約4トンを輸入して卸売業者に出荷したが、府の命令を受けて回収を進めている。